先週、おじじ(義父)が入院しました。
毎晩、仕事帰りに様子を見てくれている義弟から、なんかおじじの様子がおかしく、意味不明な言動と足がふらついて歩けない状態、震えもあって、救急車を呼んで病院へ連れていったとの連絡がありました。
すぐに命がどうこうというレベルではなかったのですが、再度脳の検査をすることになりました。
検査の結果、街の脳神経科でMRIを撮ってもらったときは脳血管性の認知症と診断されたのですが、こちらの大きな病院での検査では脳のリンパ腫との診断でした。
悪性腫なのかの診断や今後の治療などを決めていく上でも、今度は細胞組織を採取する生検が必要になるとのことですが、その検査の体力さえ心配するほどの衰弱ぶりと、検査結果によって放射線治療や抗がん剤を投与するとなっても、それに耐えられるかどうかもわからないと担当医から言われました。
そのまま入院することになりましたが、搬送されてからさらに一気に容態が悪化して、もう会話が出来るような状態ではなくなりましま。
金曜の夜に、病院から呼吸状態が良くないので、すぐに来てほしいとの呼び出しがあり、家族全員が病室に集まりました。
ベッドに横たわるおじじは、2週間前に会ったときの、ヨボヨボはしていましたが、よくしゃべる元気な姿から一変していました。
ほとんど意識のない状態で、酸素マスク越しの呼吸が大きくてしんどそうでした。
リンパ腫のせいで、脳からの呼吸の司令が上手く働かなくなったのか、呼吸状態が悪くなっていました。
貫太で見なれていたSpO2の値は90を切るほどでしたが、脳の浮腫を抑える薬を投与して、95くらいまで持ち直してくれました。
そして微かですが、呼びかけにも反応するようになりました。孫である娘の声に一番反応していたようです。
薬が効いているうちはなんとか持ち堪えてくれているようですが、予断を許さない状況は変わらずです。
昨日はボクと娘で面会に行きました。
絶賛おっぱい星人で娘から離れられないまご坊と、お出かけ大好きの孫っちも連れて、子供たちは病室に入れないので、駐車場のクルマの中でお留守番をしながら、娘と交代で面会しました。
おじじは寝ていました、というより、もうあまり意識も無いような状態です。
呼びかけにも応じませんが、時折、反射的に手が動いています。
鼻から酸素を吸入しており、大きく口を開けてしんどそうに呼吸をしています。
悲しいですが死期が近いのかなと感じました。
ビデオ通話で駐車場にいるひ孫たちとも面会しました。
娘と交代するときに、まご坊はクルマの中でスヤスヤでしたが、孫っちはママと離れたくなくて大声で泣きだしました。
駐車場で大音量。休日の病院に響き渡っていました。
通報されないか心配するほど。
娘曰く、おじじの病室からも駐車場で孫っちの泣き叫ぶ声が聞こえたそうです。
きっとおじじにも届いたに違いない。
覚醒してくれ!!!
帰りにおばばの家に寄って、差し入れをしました。
まご坊初抱っこのおばばと、猫のチョコちゃんに興味津々の孫っち。お互い警戒していました。
まご坊はまだおじじに抱っこされてません。
なんとか抱っこさせてやりたい。