政権与党タイ貢献党のジラユ副報道官は2日、カンボジアで服役しているラトリー・パタナパイブン氏が恩赦で釈放されたことを受け「歓迎する」との声明を発表した。「ラトリ氏はすでにタイに帰国している」(同副報道官)という。また、現在も服役しているウィラ・ソムクワムキット氏の減刑・帰国を求めるため外交ルートを通じ働きかける方針だ。場合によりタイでの収監を提示する可能性にも触れた。
尚、タイのインラク首相は4日に執り行われるシアヌーク前国王の葬儀に参列する。
一方、最大野党のアピシット党首に対し「カンボジアとの領土問題を政争の具に利用しないようしてほしい」とけん制した。