カシコーンタイのカウィー副社長は来年のタイ証券取引所(SET)株価指数の目標を1220とする見通しを明らかにした。ROEは16.5%と本年(14%)を上回ると予想。これでも「保守的な見通し」と付け加えた。
「来年第3四半期に達成できる」
目標達成の時期に関して具体的に明言すると共に、足元以上に海外マネーが流入することが主因と説明した。為替は1ドル=27―28バーツの水準まで上昇し、2-3年先には25バーツ台もあり得る――。米経済がこれまでの景気回復から2番底に陥る懸念から年末から来年年初にはいったん800台まで下げた後、上昇基調を描くという。