「検査結果が出たら御家族の方と来て下さい」

検査の結果を聞きに旦那と病院へ。

診察室に入り主治医からしこりの大きさ、場所、種類等々説明を受けた。

しこり自体は3センチ程、リンパ等に転移はなし。
ただ、しこりができた場所が悪く温存ではなく
全摘との診断だった。

(んーどうやらやっぱり私ってば乳ガンらしい)

「はなもげらさん、よくよく調べたらガンじゃ無かったですよー」
とは言ってもらえなかった。

妄想の世界から戻ると
「全摘…」と言われたことを思い出した。
ホジティブ全快の私でも正直ショックだった。

ところがガーン私より旦那の方が百万倍ショックだった様でそれ以降の主治医の説明は何一つ聞いておらず、頭が真っ白になっていた。

おかげで、手術までの約2ヶ月、あたしゃ病状・手術内容を旦那に何回説明をしたことか…
(んもぉーこのバカちんがプンプン


さて、全摘をとにかく反対したのが姉だった。
そして、全摘を嫌がったのは旦那だった…
(おいおい、このおっぱい星人めー)

姉は温存で済む様にセカンド、サードピニオンを受けるように毎日何度も電話をしてきた。

おっぱい星人はと言うと、なんとか残せないものか?と聞いてきた。

わたくし、Fカップ程あり…そんな私の旦那様は自分の事を
「おっぱい星の王子様」と豪語するほどのおっぱい好きだったもんでびっくり

そりゃー全摘なんて嫌がるよねぇ!?

でもそういわれてもねぇ…。

どのくらいして呼ばれたのか?
診察室に入り画像となにやらを見ながら…その後触診、先生がしこりを確認し
「あ…あるね」と。

そのあとは、とにかくなるべく短期間で検査を全部終わらせるべく手続きをした。

針生検のあの「バチン爆弾」は痛かったけど、何よりとにかく胸のMRI、あれが一番の苦痛だった。
診察台に顔を入れる穴が開いていて、そこにうつ伏せに寝てヘッドホンをして、何かあった時用のブザーをもち、30分ほど我慢我慢…。

狭いところがあまり好きではない私…。
発狂したかったっけなぁ。

検査を受けながらどこかで、まだ自分は乳ガンなんかじゃないのでは?
なんて思ってたりもしてた。

現実を受け止めきれなかったとかではなく、告知があまりにもあっさりしてたせいだったんだろう。
でも、今思えばそれで良かったのかも知れないな。

月曜の朝一番にクリニックに行った。

先生は紹介状を書くためどこの病院にするか、候補をあげた。
1番近く、私の産まれた大学病院にした。

紹介状を書いてもらう間、待ち合い室で座っていると、私があまりにも怖い顔をしていた為か、そこに居たご婦人が声をかけてくれた。

婦人「もしかして?もしかされました?」

気を使って下さったのか、病名は言わなかった。

私「はい…乳ガンでした。これから○○大学病院に行くところです」
婦人「私も去年手術したのよ。今日は月曜だから、○○先生の日よ!私もその先生が主治医だったの。とても良い先生だから、大丈夫よ」

と、笑顔で話してくれました。

あの時のご婦人の笑顔で私は救われました。

マンモ画像と細胞針の結果、紹介状をもってその足で大学病院に向かった。