ベース弦についてのメモ ~定番編~ | かりんとうのブログ

猛暑真っ盛りですがもう夏に嫌気がさしている今日この頃ですw

 

今回はベース弦についてですが

今まで使ってきた弦は数が多すぎるので

まずはある程度定番な弦をチョイスしました。

人によって色々な考え方があるので一概に「これが良い」とは

言えないのですが、どれを使ったら良いか迷ってる方の

少しでも参考になればと、個人的な感想を書きたいと思います。

 

 

・D'Addario XL Nickel Wound

 

 

多分最も定番的な弦ですね!

皆さん弦をレビューする時はこの弦を基準に考えると思います。

 

パッケージが今まで僕は2回変わったのを見てますが

その度にサウンドも少し変わってると実感しています。

 

・サウンド

ややドンシャリ傾向はあるもののバランスが良く倍音成分も多く

明るいキャラクター。

4弦が僅かに音の反応(出方?)がノロい気もする。

 

・手触り

滑らかでスムーズだがやや引っかかるかな?

 

・コスト

2024年現在ではかなり高騰していますが

元々は安かったのでコストパフォーマンス良しでした。

 

 

・D'Addario ProSteels

 

 

Nickel Woundとの違いはステンレス弦という所ですね。

最初、この弦が登場した時に張ってみた事があり

正直「なんじゃこりゃ」と思いましたが

パッケージが今の物になってからまた張ってみたら

印象が大分違って良くなっていました。

やはり日々進化するんですね。

 

・サウンド

Nickel Woundに比べると、倍音成分が減っている代わりに

基音がしっかりしているというか、明るさは多少失ったものの

音がNickel Woundよりくっきりはっきりしています。

あとは耳に付く帯域が上がりブライトな印象です。

Nickel Woundの4弦の反応が鈍い気がするのも無くなりました。

 

・手触り

結構ザラザラしてて指に引っかかる印象。

 

・コスト

元々はNickel Woundよりやや高価でしたが

最近(2024年現在)はあまり差が無いような?

どうなってんだこの物価!!w

 

 

・ERNIE BALL Slinky

 

 

ダダリオの永遠のライバル?w

こちらも定番のアーニーボールですね。

どんなに小さな楽器店でもダダリオとアーニーボールは

必ず置いてありますし、どっち派か分かれる弦ですね。

 

・サウンド

ダダリオと比べるとややロック寄りな感じがしますね。

そういう意味では王道のベースらしい音ならこっちかな。

 

・手触り

ダダリオよりも引っかかりは少ない印象ですね。

テンションもやや弱いかも。

 

・コスト

元々はダダリオより少し高いぐらいでしたが

この物価高でダダリオは倍ぐらいの爆上がり値段ですが

アーニーボールはあまり上がってないという謎w

 

 

・Richard Cocco Nickel & Stainless(画像はNickel)

 

 

他のメーカーと違い職人が手作業で作っている高品質な弦です。

確かに今まで使ってた弦とは一味違う心地良さ?

みたいなものがありました。

 

・サウンド

ニッケル弦では

全体的に上品で落ち着いていて、ミドルがある感じです。

音が暴れない為、まとまりのある音ですが、逆を言うと

暴れてほしい時に「ガーン」と行ってくれないw

結構レンジが狭いのかな?と思いました。

ダダリオと比べると上の方も暗く感じますし。

ステンレス弦では

上記のニュアンスを残しつつ

ステンレス弦特有の基音がしっかりとしてブライトな方向に

シフトして行くような感じです。

 

・手触り

ニッケル弦

今回紹介した中では一番良いかも?

ステンレス弦

ステンレス弦はどうしても引っかかりが強いですが

これはだいぶマシでずっと使ってたら慣れるかな?という感じ。

ニッケルよりテンションは強め。

 

・コスト

ダダリオやアーニーボールと比べるとちょっと高いですね。

 

 

 

以上でした!今度は他のメーカーもやりたいと思います。