女目線の女は、ガサツだったり、笑えちゃったり、男前だったりするけど、男目線の女は、手に届かないと神聖な存在になってたり、根暗でもミステリアスだってことになったりするので、そんな目線の映画を観て、自分も夢のように綺麗な女性に恋する気分に浸るのが好きだ。

「アンナと過ごした4日間」は、好きな女性が寝てるところに忍びこんで、足の指にペディキュアを塗っちゃうような、中年の変態ストーカーおやじの話だが、描かれてたのは想像してた清い女性像でなかった。

でも映画は面白くても、面白くなくても、面白い。

ちなみに、「婆ちゃん」はポーランド語で「バチャーン」と言うらしく、「バチャーン!バーチャーン!」と叫んでるところが笑えた。あえての「婆ちゃん」という日本語訳なのだな。