昨日は、びっくりするほど風が強かったですね。

花粉がヤバいことになっていて…私はまぶたが痒いです無気力


先日の日曜日に、主人と共に次男の面会にグループホームに行ってきました。

この日は、過去にお世話になったST(言語聴覚療法士)のSさんがいっしょに面会に来てくださいましたイエローハーツ


今日は、このSTのSさんのことを少し書きたいと思います。

次男が遠く離れた急性期病院🏥から→地元の回復期リハビリ病院🏥に転院して、最初にお世話になったSTさんです。

当時、PTとかOTとかもよくわかっていない頃でした。

初めてリハビリに入ってくださった時は、面会中だったので どんなことをするのか見せて頂きました。

スポイトで1㏄の水を飲ませてみるところから始まりました。

まだ先の回復状態も見通せない頃で、気管切開や胃瘻を外すことが どんなに大変なのかを理解していない頃でした。

飲み込みが上手くいかないと誤嚥性肺炎につながります。

自分自身の唾液でもそうなると説明されました。

なので、お口の中をいかに清潔に保つのが大切かも知りました。

あの頃、消極的なSTさんだったら、気管切開は外せなかったのではないか…と今でも思うのです。

肺炎は怖いけれど…なんとか本人の能力を積極的に引き出し、焦らず、少しずつ少しずつ外せる方向に導いてくださいました。

回復期リハビリ病棟での入院期間を延長したもらえたことが気管切開を外すための期間に繋がり、当時なんとか外すことができました。

でも、その後お世話になったSTさんたちは、とても消極的で気管切開は外れても飲み込む、食べるというリハビリはほとんどやって頂けませんでした。


転院先のリハビリ病院(障害者病棟)では、VF検査の結果、飲み込みのリハビリは禁止!となってしまいました。


その頃、たまたま、本当にたまたま ご近所でバッタリそのSTのSさんにお会いしました。

飲み込み禁止になってしまったお話しなどをした時に…

「ああ…食べたいって言っていたミートソースパスタ食べさせてあげたいなぁ」

「大晦日の年越し蕎麦を1本でもいいから食べさせてあげたいですよね」と言ってくださいました。

本人と家族に寄り添った その言葉に涙が溢れました😢


その当時、そのSさんは 回復期リハビリ病棟ではなく訪問リハビリに異動になったとお聞きしました。

その日❗その瞬間❗在宅への意志が固まり、在宅でこのSTさんにまたリハビリをお願いしたい!!と強く願いました。


のちに、本当にこのSTさんに来て頂いて、リハビリを受けることになりました。


スプーン5口のとろみ水から始めた在宅での飲み込みのリハビリは、食形態的にはお粥やとろみ食ではあるものの のちに胃瘻を外せるまで食べられるようになりました。


私たち夫婦は、気管切開が外せたのも、胃瘻を外せたのも このSTのSさんのおかげイエローハーツと思っています。


在宅介護中に、そのSさんは異動になり、途中で他のSTさんに変わってしまったのですが…

在宅最終日に、どーしても 今後も連絡をしたくて… なんとかつないでおいて頂けたら… と、お礼の品プレゼントといっしょに次男と私のLINEアドレスをムリムリお渡ししました😅


その後、時々 LINEで近況をお伝えしていました。

今年に入って、たまたま回復期リハビリ病院🏥の前を車🚗で通りかかりました。

主人が「Sさん、お元気にしてるかなぁ?」と呟きました。

しばらくLINEしていなかったな…と思い、久しぶりに近況をお伝えしました。


電動車椅子に乗れて操作できたこと

最近はパンも食べられるようになったこと

マクドナルドのフィレオフィッシュを食べたこと

無声音ながら、口をよく動かすようになったことなど…

出来ることが増えた次男を見せたいですニコニコとLINEしました。

そしたら…

本当に会いに来てくださることになりましたグリーンハーツ

お仕事がお休みの日に日程を合わせて 先日の面会となりました。


次男は、残念ながらSさんのことは覚えていませんでした。

在宅当時は Sさんではなく Hさん!と言っていました。

次男の記憶では、大学時代に膝の手術をした時にお世話になったスポーツ整形の主治医H先生と思っているようでした。

顔というよりフォルムが似ていました😅

今回は Hさんとも言わず 知らない人になっていました。



実は…

またこのSさんにリハビリをやって頂けないだろうか?と密かに思っています照れラブラブ

現在、医療保険でSTさんは週に1回入っています。

一番眠くなる時間帯らしく、リハビリノート📓には「眠いなかなんとか頑張ってくれました」と書かれています。

Sさんに、月に1回でもいいから自費でリハビリに入ってもらえたら…

まだまだ回復すると思っている伸び代の部分が増えるのではないか…

もしかしたら声が出るようになるのではないか…

そんなことを思ってしまっています☘️


グループホームの代表の方にも それとなく伝えてあったため、当日は面会後に Sさんに施設内の見学を促してくださり、代表の方の考え方などを伝えてくださいました☘️


Sさんからは、次男とグループホームのスタッフ間で次男の笑顔が見られたこと

グループホームの環境

代表の方の考え方などに とても感激してくださいました。


現在、なんとか今後も繋がりをもちたいと切にお願いしているところです。


「自費のリハビリなんてとんでもありません…」的なお返事がありましたが、こちらの熱意をお伝えし、「本気で考えて頂きたい」とお願いしたところ「本気で考えてみます」とお返事を頂けたおねがいところです。


今日は私1人で面会に行ってきます。

Sさんは、とても勉強熱心な方で去年は学会発表もされています。

次男の回復過程も発表されたようで…そのお礼にと帰り際にプリンを頂きました。

しかも資生堂パーラーの照れラブラブ

本日、このプリン🍮を持って行ってきます。

とても濃厚で美味しいプリン🍮でした。

おやつに食べさせてきます。

次男、絶対喜ぶと思います。

もう…体重のことは忘れます。