1981年にアルバム「ロンバケ」が大ヒットしたことから周囲の期待も高まり、ロンバケ発売日からちょうど3年後の1984年3月21日に満を持して発表されたアルバムです。私は当日にLPレコードを買いました。全曲オリジナル、作詞の松本隆さんとのコンビも冴え、「1969年のドラッグレース」などは元はっぴいえんどの鈴木茂さんのギターがよい味を出しています。「恋のナックルボール」はコミカル、「銀色のジェット」はロンバケの「雨のウェンズデイ」を彷彿させる歌唱、「ペパーミント・ブルー」はまさに詩と曲が一体となって清々しさを感じます。2004年発売の20周年CDを買い直して今でも繰り返し聴いています。