岡本太郎 今日の芸術 (1954) | よしゆきかりんのよもやま放談

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ドラマや音楽、美術などの分野で、日ごろ気づいたことをメモしています。本ブログで紹介している商品は、基本自ら購入したものを写真と共に掲載、自分で使ってみてよかったものを紹介するようにしています。ご参考にして頂ければうれしいです。

芸術を愛し、志す人は大抵目を通したことがあると言われるほど、かつて光文社のカッパ・ブックスで大ベストセラーになったこの本は、光文社文庫を経て、今では光文社の知恵の森文庫に収められています。70年近く前の本ですが、岡本太郎氏の作品同様、普遍的な考えが詰まっていて、全ては無理にしても今でも通用する考えは多いように思います。第一章の「なぜ、芸術があるのか」の思想は、芸術に関わる人だけでなく現代を生きる我々へのメッセージに感じます。