グスタフ・クリムト 座る若い娘 (1894)クリムトと言えばオーストリアを代表する世紀末美術・ウィーン分離派の画家で、金を使ったパッチワークのような「接吻」(ウィーンに行って見ました) などの作品で有名ですが、こんな写実デッサンに基づく絵画があるとは思わず、見入ってしまいました。以前ピカソのデッサンにも驚きましたが、さすが一流画家はいくら崩しても基礎がしっかりしている上での崩しだというのがよく分かります。レオポルド美術館にあるそうです。