ヒッチコック女優 キャロル | よしゆきかりんのよもやま放談

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マデリン・キャロルは、中期ヒッチコック映画2本のヒロインを務めました。当時すでに彼女は「ヒッチコック美人」の要素を兼ね備えた女優で、「三十九夜」(35)と「間諜最後の日」(36)で好演しています。特に「三十九夜」はヒッチコックのヒット作となった追っかけもので、大胆なストーリー展開、主人公とブロンド美女とのロマンス、いわゆる「マクガフィン」もはっきりしており、ヒッチコック映画の要素を備えたキャリア中期の代表作と言えます。つづく