ヒッチコック女優についてヒッチコックは「ヒッチコック美人」と呼ばれる好みのヒロインの起用にこだわりました。特にブロンドで利発な女性が好みだったようで、3本ずつ出演のイングリッド・バーグマンとグレース・ケリー、2本ずつのジョーン・フォンテイン、ティッピ・ヘドレン、ヴェラ・マイルズ、マデリン・キャロル、その他印象的なキム・ノヴァク、エヴァ・マリー・セイント、大女優と呼ばれるマレーネ・ディートリッヒは「舞台恐怖症」(50)、新人の頃のシャーリー・マクレーンは「ハリーの災難」(56)に出演しています。つづく