つい先日、兄の結婚式がありました。
結婚式は皆がハッピーオーラに包まれるし、
綺麗な非日常な空間で、おしゃれして、お料理を楽しみながら心地よい時間を過ごせるので、
私はお呼ばれされるととてもテンションが上がります^^
そして特に身近な親族の結婚式って、そんなに頻繁にあるものではないのですよね。
なので我が家は母を始め、
(特に女性陣)は当日が来るまではとても楽しみにしていました。
そして迎えた結婚式当日ですが、
とてもあっという間に楽しい時間は過ぎ去っていったのですが、
終わってみてふと、自分の中に今までにない心境の変化が起こっていた事に気がついたのです。
今日はそんな兄の結婚式から学んだエピソードについて書いていこうかと思います。
この記事を書いている人 -WRITER-
主役じゃない私が何故か予想以上に忙しかった。
私は今回、考えてみると娘と同伴で結婚式に参列するのは、初めての経験でした。
なので早朝から美容院に行ったり、二人分の支度やらでバタバタ。
こんな時、女性は準備に時間がかかりますよね〜^^
そして会場に着いても今回我が娘は、
リングガールを務めるという大役を任されていたので、
そのリハーサルで慣れない会場内を行ったり来たり…
また今回結婚する兄と私は、年が2歳差と近く、
招待客の友人たちにも知り合いが多い上に、
我が家は親戚が多いので、
いらして下さった方々に挨拶をするだけでもかなりの時間がかかり、
私は披露宴が始まる前には既に、若干声が枯れていたほどでした(笑)
そして式では、娘は見事にリングガールをこなしてくれたのでほっと一息ついたのですが…
披露宴では飽きて疲れて来た娘の機嫌をとったり、
ドレスが汚れないように気を遣いながら食事をさせたりで、
自分の食事を味わう暇もなく、祝辞をじっくり聞いたり、
流れるプロフィールDVDをゆっくり見る余裕なんてまるでありませんでした涙
そんなこんなであっという間に花嫁の手紙のクライマックスまで来てしまったのですが、
その頃には娘は床で寝っ転がりながら、
ドレスもシワシワ、髪もボサボサで(笑)従兄弟と自由奔放に遊んでいました。
主人と家族3人で綺麗な姿で写真を撮りたかったという願いも虚しく、
やっとの思いで撮った家族写真は、ボロボロのドレス姿の娘がはしゃぎ過ぎて
ブレている写真しかありませんでした涙
なんで今回私がこんなに気疲れしたのか?
考えてみた。
そんな風に、1人でてんやわんやしていた私なのですが、
披露宴が終わり、自宅に帰って来て一息ついた時にふと、
「なんで私がこんなに疲れたんだろう?」
と、思ったのですね。
本当に今回の兄の結婚式は、娘の世話があった事もありますが、
身体的な疲れよりも精神的に疲れたと言う気持ちが大きかったのですね。
自分の結婚式よりもどっと疲れた感覚でした笑
でもそれは、沢山の知り合いや親族と一度に会えて、
とても嬉しかったという気持ちプラス、
来てくれた方々への感謝の気持ちが大きかったので、
しっかりと「ありがとうございます」という気持ちを伝えなければ!
という思いが大きかったのですね。
数年前の自分なら、そこの所の挨拶回りは自分の両親の役目だろうと、
どこか人任せな感覚でのほほんとしていましたが、
子供を産み親となった今は、
なんだか結婚式に対して以前とは違う目線で見る自分がいた事に気付いたのです。
そう、我が子とリンクさせて見ている自分がいたのです。
だから、
「もし自分の娘の結婚式だとしたら…」
と考えると、ご祝儀を包んでわざわざ足を運んでくれた参列客の皆様に、
本当に「ありがとう」という気持ちが湧いて来るのですね。
自然に溢れて来る感謝の気持ち
日常で『感謝』の気持ちはいつも意識しているつもりでした。
私のパン教室に来てくださっているメンバーさんや、
いつも一生懸命働いてくれている主人、
私たちを助け、手伝ってくれている両家の両親…
などなど、考えてみると私の周辺には沢山の人たちが気をかけてくれている事に改めて気がついたのです。
それをまるでいるのが当然の様に感じてしまっていては、
とても自己中心でワガママな人間ですよね。
でも兄の結婚式で、本当に心のそこから自然と湧いて来る『感謝の気持ち』を感じてからは、
先ずは身近ないつも気にかけてくれている方々へ
改めて感謝の気持ちを持って接しようという気持ちになったのです。
私なりの考えでの『感謝の気持ち』とは?
ただ単に”あぁ、ありがたいな”と感じるのも、もちろん感謝の気持ちだと思いますが、
私は自分なりに考えて見た結果、
『感謝の気持ち』とは、
『相手に”ありがとう”と思う気持ち+相手にもっと良くなってもらいたい』
という気持ちなのではないかな?
と思うようになりました。
そんな風に感じる様になると、相手にも良くなってもらいたいので、
私も相手に対して気を遣い、エネルギーを注いでいく様になります。
親が子に無償の愛を注ぐ様な感覚でしょうか。
そこまでの『感謝』の気持ちで相手にエネルギーをかけてあげる事で、
なんだか身の回りの事がすべてパワーアップしていく様な気がするのです。
まとめ
いつも無償の愛で周りの人へ感謝の気持ちを持つ。
まるで、マザーテレサのようですね。
自分がマザーテレサの様に、
大きい愛で皆を包み込めるかどうかはわかりませんが、
その様な発想に気付けた事はとても大きいと思います。
ただ単にパン作りを教えるのではなく、
その生徒さんの生活や人生までもが豊かになっていく様なパン作りをレクチャーしたり…
主人には好物でヘルシーな食事を提供してあげたり…
両親には余計な気苦労や心配をかけない様に、
なるべく一緒に過ごす時間を増やしてあげたり…
などなど、相手がより良くなる事を考えると、
独りよがりではなく、相手の気持ちにも寄り添って考える事が出来ます。
今回は兄の結婚式からこんな気づきがありましたが、
私は日常でイライラしてしまったり、
失敗したり、良い事が起こったり、トラブルが起こったりなど…
『全ての出来事にはきっと意味がある』
という風に考えているので、
勝手な自分なりの解釈かも知れませんが、
また一つ新たな気づきが分かって良かったと思ってます^^
自己満足と捉えられるかも知れませんが、
自己満足で良い気分になるのもとても大事でして、
日常がハッピーになり、また周りの方へも優しくなれますよね。
そんないつも楽しく明るく穏やかに過ごしていたいものです^^
本日も長文お読み頂きありがとうございました。
この記事を書いている人 -WRITER-