今が旬真っ盛りのバジル。
香りもいいし、バジル料理を食べると暑い季節にはなんだか口の中もスッキリしますし、
とても美味しいハーブですよね。
 
 
 
チーズやトマトとの相性も良く、好きな方も多く、
家庭菜園で育てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
 
私も昔はプランターで育てている時代があったのですが、
バジルって好きだけど、そんなに料理に沢山使ったりも出来ないし、
そもそもバジル料理のレパートリーがそれほどなかったので、
 
 
 
私は当時持て余してしまい、
こんもりと育ちすぎて、葉が硬く大きくなったバジルをそのまま放置…
という苦い経験も持っています。
 
 
 
そして現在は自分のパン教室で、
バジルを使うピザのレッスンがあるのですが、
その時に毎回バジルを購入する機会があるのです。
 
 
 
ですが、レッスンではマルゲリータピザの仕上げに、4枚しかバジルの葉を使用しないので
残りは余ってしまいます。
 
 
 
さて、この余ったバジルをどうにか上手に生かせないかと色々工夫を考えましたが、
なんだかイマイチパッとするレシピになかなか出会えませんでした。
 
 
 
我が家は小さな子供がいるので、
ハーブ系は癖が強く、気に入らないと直ぐに吐き出してしまいますし…
 
 
 
そんな時、教室の近所の、私の行きつけの喫茶店のママさんに相談してみた所、
とっても簡単で美味しいレシピを伝授して頂き、
バジル料理へのハードルがグッと下がったという出来事がありました^^
 
 
 

(私の行きつけの東陽町の喫茶店の詳細はこちらの記事からどうぞ。)

 
 
 
今日はそんなとっておきの
”超簡単!時短!バジルレシピ”
をご紹介したいと思います。

この記事を書いている人 -WRITER-

パン講師:伊東梨美

人の心を動かすことのできるパンを焼けるようになってもらいたいとの思いでパン作りを教えています。パン作りの魅力を是非体感してみて下さい。

詳しい講師プロフィールはこちらから

 
 
 
 
 
 

常備菜にも持ってこい!”夏のバジル鶏そぼろ”

 

 

 

このレシピ、本当〜に簡単なのです^^

材料は次の通りです。

 

 

 

<材料>

 

鳥の挽肉       ・・・お好みの量

塩          ・・・肉の量の1%

にんにくのみじん切り ・・・お好みで

バジル        ・・・お好みで

 

 

 

塩以外大分ざっくりですが笑

にんにくの量もバジルの量も、好みの加減が個人差があると思うので、

味を見ながらで調整するのがおすすめです。

 

 

 

参考までに私は今回は、

 

 

 

鳥挽肉      ・・・500g

塩        ・・・5g

にんにくみじん切り・・・大さじ1.5

バジル      ・・・写真の1パック

 

 

 

で作ってみました。

 

 

 

それでは工程です。

 

 

 

①バジル、にんにくをなるべく細かく刻んでおく。

 
 
 
喫茶店のママは量が多いとハンディブレンダーなどでやると早くて良いと言っていましたが、
今回の私が行った分量では、量が少なすぎて空回りしてしまったので、
気を取り直して包丁で切り刻みました。
 
 
 
細かく刻むとちょっと葉が潰れてベチャッとしてしまう部分もありますが、
そこの所は気にせずサクサクと刻んで行きましょう。
 
 
 
そしてにんにくもなるべく細かく刻んでおきましょう。
私は今回は、瓶の刻みにんにくを使用しました。
ここも時短ポイントです^^
 
 
 
②フライパンに油を引く。

 

 

 

 

 

③刻みにんにくを軽く炒める。

 
 
 
④にんにくの香りが油に移ったら、鳥挽肉を入れる

 

 

 

 

 

 

⑤全体に火が通るまで炒めたら、塩を入れ混ぜる。

 

 

 

 

⑥全体に火が通ったら、仕上げにバジルを入れて混ぜ合わせる。

 

 

 

 

こんな感じになります^^

 
 
 
今回、お肉の量に比べてバジルが少なかったかな〜と、
初めは思っていたのですが、
そんな事は全くありませんでした。
 
 
 
やはりバジルは香りが結構強めなので、
そんなに多く入れなくても存在感は抜群ですね。
 
 
 
そして、にんにくもしっかりと入っているので、また風味がついて、
塩は多くなくても味がちゃんとついています。
ハーブをうまく使いこなせると、本当に減塩になりますね。
 

 

 

 

⑦完成です。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

とっても簡単ですよね^^

これでただの鶏そぼろではなく、

さっぱりとした夏らしいお洒落な”バジルそぼろ”が出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

アレンジも多く使えるのです。

 
 
 
今回の”バジル鶏そぼろ”、ママさん曰く、アレンジも多く出来るそうなのです。
 
 
 
ハーブをバジルの代わりにローズマリー(粉末)にしたり、
カレー粉にしたり、
ガラムマサラにしたり・・・
 
 
 
お好みのハーブで表情をいくらでも変える事が出来るのです^^
 
 
 
そして作ったそぼろは、
そのまま食べるのはもちろん良しなのですが…
 
 
 
パンに乗せて、チーズを散らして、トーストしてみたり、
 
 
 
ナスやズッキーニをスライスして、天板に並べて、
その上のそぼろとチーズをトッピングしてオーブンで焼いても
立派な1品になりますし…
 
 
 
はたまたポテトサラダに混ぜてもとっても美味しいのです^^
ですが、ポテサラに混ぜたりなどする場合は、
塩の分量を2%にしてあげると味がボケなくて良いそうです。
 
 
 
単品で食べる際は、2%の塩加減だと結構しょっぱいので、お気をつけ下さいね。
 
 
 
 
 
 

まとめ

 
 
 
私は今まで、鶏そぼろただ塩、醤油などで味付けする定番の物しか頭にありませんでしたが、
ハーブを様々に変える事によって、全く表情が違ってくるのですね。
 
 
 
そしてハーブを入れる事によって余計な調味料は使わずに、
塩だけで味付けがOKという所も、
素材の味を生かしていてとても良いですよね。
 
 
 
毎日毎日日常に追われて料理をしていると、
ついついワンパターンになってしまいがちな味付けも、
人から聞いたり本を見たりすると
一気に自分の中の常識を覆されてとても良い刺激になります^^
 
 
 
そして何より、美味しい食事は心も体も癒されますし、
エネルギーが上がりますよね。
何より家族が美味しく食べてくれるのは本当に心が幸せになります。
 
 
 
やっぱり美味しい物は人を幸せにします。
 
 
 
私のパン教室で学んだ生徒さん方にも、
手作りパンを通して、同じ様に周りの方々を喜ばせてエネルギーを上げて頂きたいと、
いつも思っています。
 
 
 
パン作りにはそんな力が宿っているんですよね^^
そんな魅力を、是非知らない方にも実感して頂きたいですね。
 
 
 
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
 

この記事を書いている人 -WRITER-

パン講師:伊東梨美

人の心を動かすことのできるパンを焼けるようになってもらいたいとの思いでパン作りを教えています。パン作りの魅力を是非体感してみて下さい。

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