先日、レッスンにいらしていた生徒の方からこんな質問を受けました。
「先生はパン教室を開講しようと思って、どの位の期間で開講されたのですか?」
こんな質問された時、もう遠い昔過ぎてどれくらい準備期間をおいたかは、
はっきりした事は覚えていませんが…
確か思い立ってから、半年はかかっていなかったような気がします。
私の教室は去年の夏までで約5年程続けた教室を一旦お休みし、
今年の1月にリニューアル開講したのですが、
そこで今回は新メニューと同時に、新たに講師育成コースを設ける事となりました。
講師育成コースを受講される事によって、
人によってはパン教室を開講する事も遠い夢では無くなるわけなのですが、、、
生徒さんの中から、「開講するまでに踏み出す勇気がない。」と言うお声もお聞きする事があります。
今日はそんな風に「一歩踏み出す事、新たな事を始めることに躊躇している方々」へ向けて、
私がパン教室を開講する迄の事を書いてみようかと思います。
どうぞ最後までお付き合い下さいね。
この記事を書いている人 -WRITER-
「やろうと思ったらすぐにやる!」
見切り発車な精神から始まった私のパン講師ライフ。
私はブログでも何度もご紹介している通り、
20代の頃は10年間美容師をやっておりました。
でも、パン教室に通い始め、ひょんな事からパン作りに目覚めた私は、
いつの間にかどっぷりとハマってしまい、
毎日の様に教室に通い詰め、
あっという間に資格を最短で取得してしまったのです。
この様な事から「ハマると一直線!」と言う性格が垣間見える訳ですが^^
今ではこの様な性格が功を奏したと言っても過言ではありません。
だって、考えてもみて下さい。
美容師資格は国家資格ですし、スタイリストにデビューする迄の下積みも3〜5年ととても長く、
中には挫折をし、途中で辞めていく人もとても多くいます。
そんなに苦労してまで得た美容師と言う職業を、私はいとも簡単に職替えをしてしまったのです。
これは長く手に職を持ってキャリアを積み上げて来た方からしてみると、
簡単に出来ることではないかも知れません。
私も今がもし、当時の様な状況でしたら?
果たして簡単に職替えを出来たでしょうか?
多分きっと出来ていなかったと思います。
当時は若かったし、独身でしたので、後先考えずに行動を起こすという事が今より遥かに簡単だった様に思えます。
今は結婚もして子供も家庭もありますので、当時と全く同じ事は出来ないとは思いますが、
でも私の頭の中にはいつも次の様な考え方があります。
「人生は一度きり。
この先の人生、今よりより良くするには今どんな選択をするべきか?」
これがパン教室を見切り発車した当時は、
「人生は一度きり。
やりたい事をやって生きよう!」
でした(笑)
若さが滲み出ている発想だったと、恥ずかしくなる位です。
私も年月が経つにつれて、段々と思考が柔軟になって来ていますね笑
やりたい気持ちにブレーキをかけている原因を探ってみる。
やってみたいと思うけどなかなか…
と踏ん切りが付かない方は自分にストップをかけているのは何なのか?
を一度深く考えてみるといいかも知れません。
家庭の事、収入の事、仕事の事、子供の事…
人によって悩みは様々です。
一度自分のやりたいと思う気持ちにブレーキをかけているのは何なのか?
その原因を自分で把握するだけでも何か発想が変わるかも知れません。
そして、その原因が分かったらそれは克服できるものなのか?
どの様にしてクリアすればいいのか?
という新たな問題が出てくると思います。
その様にして一つ一つの小さな問題をクリアしていく事で、
自分の中で何かが変わってくるのではないでしょうか?
私はその様に思います。
とりあえず始めてみる。
ここまで考えてなんとなく踏ん切りがついたり、
考えが軽くなった方は、
「やりたいと思った事は後先考えずに取り敢えず初めてみる。」
という事です。
『いや、だからそれができないんだってば!』
というお声が聞こえて来そうな感じですけど…
私の考え方の一つとしては、
何かを始める前から、色々と考えて石橋を叩きまくった所で、
結局のところ見切り発車で始めた時と、大して結果は大きく変わらない様に思えるのです。
それより、とりあえずはやってみる。
やってみて発生する問題をクリアしていく方が、
前進するスピードも速いし、
ひたすらトライ&エラーを繰り返していくので、
気が付けば成長した自分がいるそこにいる。
という事にもなるかも知れません。
まとめ
何か新しい事を始める時って、
人によってタイミングや事情も様々だと思います。
そして中々踏み出すことも難しいとは重々承知ですが、
今回は私のパン教室を始めたタイミングや考え方について色々書いてみました。
「とりあえずやってみる」
何事にもこの位のフットワークの軽さは大事かも知れません。
今なかなか踏み出せず、足踏みされている方がいらっしゃいましたら、
何かの参考になれば嬉しく思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
この記事を書いている人 -WRITER-