普段生活をしていると、皆様いつも無意識に言葉を発し、会話をされていると思います。

でもそんな何気ない言葉の中にも『プラスのエネルギーが働く言葉』と、

マイナスのエネルギーが働く言葉』があるというのを意識した事はありますでしょうか。

 

 

 

私が考えるマイナスのエネルギーの言葉というのは簡単にご説明しますと、

相手の意欲ややる気を失わせたり、傷つけたり、悪口を言ったり…というような、

機嫌を悪くさせたり、先の道を閉ざしてしまったり、思考を停止させてしまうような

言葉の事を言います。

 

 

同時にプラスのエネルギーの言葉というのは、

希望や夢を与えたり、やる気を出させたり、ワクワクさせたり…などの気分が明るくなるような言葉を指します。

 

 

私はつい最近までこんな事は何も考えずに無意識に言葉を発し、生活していましたが、

実はどちらかというとマイナスの言葉がとても多かったと思います。

 

 

 

すぐに否定したり、自分の意見を押し付けたり…などなど。

とても自分勝手な自己中人間だったと思います。

 

 

 

ですが子供が生まれ母となった時に自分の発する言葉を真似して話す娘に、とても驚き、そこから徐々に発する言葉のエネルギーの大きさ、人間性すらを左右してしまうのではないかと影響を考え、とても気をつけるようになりました。

 

 

 

そして日常的にプラスの言葉をよく使う話し方なのかマイナスの言葉をよく使う話し方なのかによって、その人の取り巻く状況も変わって来るのではないだろうか?と感じるようになったのです。

 

 

 

今日は言葉の持つエネルギーについて、少し抽象的な内容になっていますので、私が実際に体験した出来事でわかりやすく説明していきたいと思います。

 

この記事を書いている人 -WRITER-

パン講師:伊東梨美

人の心を動かすことのできるパンを焼けるようになってもらいたいとの思いでパン作りを教えています。パン作りの魅力を是非体感してみて下さい。

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夕方の駅前であった些細な出来事から見られる言葉のエネルギーの大きさ。

 
 
 

先日夕方に娘の保育園のお迎えに行った時、こんな出来事がありました。

 

 

 

駅前の夕方は多くの人でごった返しているのですが、

その日はなぜか、駅前の街路樹に何百、何千匹という多くの数の鳥が、一斉に木や電線に止まっていたり、空をとても大きな群れで飛び回っていたのです。

 

 

多くの鳥たちが群れをなしているので、当然鳴き声も大きくて、

私たち親子を含め、通行人の人々はみんな異様な光景に空を見上げながら歩いていました。

 

 

 

私は鳥たちが大きな群れの中でお互いにぶつかる事無く素早く飛び回る姿に、

むしろ自然の生き物の凄さや美しさすらを感じ、ついつい立ち止まって娘と”すごいね〜”と関心しながら見とれていました。

 

 

 

ですがその時に、私と同じく子供を自転車の後ろに乗せたお母さんが、

 

 

 

”うっわぁ〜何これ〜!ひ〜気持ち悪い〜!”

 

 

 

と身をすくめながら急いで逃げるようにその場から立ち去ろうと私たちの前を過ぎて行かれたのです。

 

 

 

その時に自転車の後ろに乗っていた娘さんは、お母さんのように鳥に怖さを感じている様子も無くキョトンと空を眺めていたのですが、

お母さんが驚きけげんな態度で急ぐ様を見て、

 

 

 

”とりさんきもちわるいね〜。”

 

 

 

という言葉を悪気も何も感じさせないような話し方で発したのです。

ここで私は言葉の持つマイナスのエネルギーが働いたのを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

発する言葉のエネルギーはリンクする。

 
 
私たちは鳥の群れに”気持ち悪さ”は一切感じていませんでした。
ですが、怖がっているお母様にとっては”鳥の群れ=怖い、気味が悪い、苦手”という意識がお有りでした。
 
 
 
人間誰しも苦手な物はあるので、そのお母様を否定しているわけではありませんし、鳥が苦手だという事もさほど大きな問題でもありません。
ですが私は、そのお嬢さんは幼く鳥をそこまで苦手と感じているとも思えなかったのですが、
お母さんの発するマイナス発言が娘さんに刷り込まれている事に少し違和感を感じたのです。
 
 
 
つまりその幼いお嬢さんの頭の中には”鳥の群れ=気持ちが悪い”というマイナスイメージがちょっぴり入ってしまったかなと私は思いました。
 
 
 
 
 
 

マイナスの言葉は相手の思考を止めてしまう。

 
 
 
今回の出来事でその親子に大きなマイナスの影響が及ぼす事はないと思いますが、
私は今回の光景を見ていてとても深く考えさせられました。
 
 
 
例えば子供が”キャンプに行きたい!”と言っても母親が虫が苦手で、
”山は色んな危ない虫が出るからダメよ。”などと否定的な事葉を発していたら、虫のリスクばかりを重視するあまり、
キャンプやアウトドアの楽しさ、自然の美しさ、新しい事への挑戦など多く得られるメリットも全て打ち消されてしまい、成長の伸びしろをとってしまう事にもなり兼ねません。
 
 
そしてむしろ”虫=危ない、怖い、気持ち悪い”
というマイナスイメージが移ってしまい、その子は虫に触れる事が無く虫が苦手な子になってしまうかも知れません。
 
 
 
なので私は常にマイナスの言葉は使わないように意識をしているのです。
一言二言では大きな影響は及びません。
ですが日々の会話の積み重ねで、マイナスの積み重ねをしていくよりかはプラスの積み重ねをしていった方が明らかに良い方向に向かっていく事は間違いないと思うのです。
 
 
例えば、
『明日は雨だよ。』
『え〜また雨〜?洗濯ができないじゃん!』
よりかは、
『明日はコインランドリーで乾燥機にかけよう。ふかふかのタオルが味わえるよ!』
の方が雨に対してマイナスイメージは無く『むしろ雨だから特別な事が味わえる!』というプラスの力が働きます。
 
 
 
そんなプラスエネルギーの言葉のシャワーを浴びて育った子供はきっと『この世界はは楽しい!』という思考になり、辛い困難にも立ち向かえる強さが備わるのではないかと私は思うのです。
 
 
 
 
 
 

まとめ

 
 
 
この言葉の力というのは子育てに限った事ではありません。
例えば友人を食事に誘う時にも、
”たまには会おうよ。”
というよりは
”久しぶりにあなたの顔を見てパワーチャージしたいわ。”
などとプラスの言葉を言った方が、相手もきっと喜び、会う事が楽しみになる事でしょう。
 
 
 
こんな風にプラスのエネルギーの言葉を常に口にする事によって、
自身も楽しいし、周りも幸せになり明るくなるような良いエネルギーが渦巻くのではないでしょうか。
 
 
毎日意識して過ごす事はとても大変ですが、ちょっとだけでも気をつける事によって周りの反応や自身のメンタルもとても良くなっていきますので、
よろしかったら日常で取り入れてみて下さいね。
 
 
 
今日はとても抽象的で難しいお話になってしまいましたが、私の考え方思いについて
書かせて頂きました。
わかりにくい点もあったかも知れませんが、長文お読み頂きありがとうございました。
 

 

この記事を書いている人 -WRITER-

パン講師:伊東梨美

人の心を動かすことのできるパンを焼けるようになってもらいたいとの思いでパン作りを教えています。パン作りの魅力を是非体感してみて下さい。

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