私の育った町は住宅地。
でも新興住宅地ではなく、昔からの地主さんが多く、毒父の兄弟姉妹、親戚等が沢山います。
だから付き合いが深く、町の人達は噂好きが多く本当に面倒臭い
先祖代々の土地家屋を亡くなった祖父から毒父が相続して住んでいる実家。
私が子どもの頃は、玄関先にショーギという大きな板の椅子?を置いてそこに近所のおばちゃん、おっちゃんが座ってお喋りする光景が普通。
学校から帰って来ると近所のおばちゃん達に「かりんちゃん、おかえりー!」
と、言われるのが日常だった。
周りは毒父の親戚が多く、嫁いだ当初からよそ者と言われ、毒母はいつもその状況を私に愚痴っていた。
近所の家の歳の近い子ども同士を比べあいしながら優劣をつける。
その雰囲気が凄く嫌だった
「絶対かけっこも〇〇ちゃんには負けたらあかんで
」
「参観行くから△△君より先に手ぇあげや
」
そんな事ばかり言われ続けた。
そんな中にいるとこれが普通なんやと、麻痺してしまう自分がいて凄く怖かった。
まともな人もいて、「この町の雰囲気は独特やからね。かりんちゃんの両親もしんどくて生き辛かったと思うよ。特にここで生まれ育ったお父さんはね。」と、言われたけど私の心にその台詞は全く響かなかった。