さくさくっと記憶が鮮やかなうちに書いてしまわないと〜!
…というわけで、前回の記事の春風萬里荘は、この日動美術館の別館なのです
日動美術館では藤田嗣治展が行なわれていて、同日に行ったら入場料を少し割引してくれました
お庭が見事で思ったよりも広かったので、出かけるなら朝からじっくり回った方が楽しめたはず…
特にこの時期は日没が早いからね〜
美術館は本館と別館2棟が渡り廊下と彫刻のあるお庭でつながっているので、全部回るなら歩く覚悟がいります
薄暗〜っくなってくると竹林がすこ〜しばかり怖かった…(−_−;)
竹林、大好きなんだけれども夕暮れはカンベン
彫刻のシルエットが美しくて、たぶん筑波山も綺麗に見えた
立派な紅葉が館内から楽しめた〜
渡り廊下も風情があるでしょう〜
ワタシ、藤田嗣治の作品をこれだけまとめて観たのは初めてです…σ(^_^;)
おかっぱ頭と丸メガネの写真はすごく有名だけど、あの髪型は散髪するお金がなくて自分で切ったらああなったとか、奥さんは5人もいたとか、その人生も全く知らなかった
最期はフランス・パリ郊外のアトリエで亡くなったそうだけど、ずっと滞在していたわけではなく、実は日本に帰国していた時期もあるけど、戦時に非国民的な扱いを受けて再びフランスに渡って仏国籍を取得したとか、色々と時代に翻弄されたんだな〜と思った。
作品も油絵だけではなくて挿絵などもあって面白かった。
油絵もだけど、挿絵は浮世絵のように空間が空いていて、そこはかとない日本的な感覚がフランスで受けたのかもしれないと思った。
油絵も縁取り線が細くてどことなく西洋人が描く絵ではない色彩や繊細さが漂っているのよね〜
もうすぐ終わってしまうけど、もし間に合うようならオススメです〜
常設展もフランス絵画の有名どころ、ルノワール、ドガ、スーラ、ゴッホなどがあって、見ごたえありました。
個人的にはアンティークドール、特にジュモーのコレクションがツボだった〜
あれだけたくさんあるのは珍しいんじゃないかと
今年1年を漢字で表すと?
忙、かな〜走、でもいいんだけど。
とにかく、走り回っていた1年で、駆け抜けてしまった感がすごい
来年はもっと充実したいな〜
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