家を建てるにあたって

どうしても譲れないことがありました

 

残りの人生

できたら自分の家で過ごしたい

 

仕事柄福祉関係にも携わっており

高齢者と関わる機会も多く

利用者様の自宅にお邪魔することも

あります

 

家を建てる年齢は様々ですが

20歳代~50、60歳

はたまた2世帯だともっと高齢に

なってからかも知れません

 

しかし家を建てる多くの方々は

ご自分の身体が健康で動けるとき(年齢)が

ほとんどだと思います

 

もし自分が歩けなくなったら?

もし自分の身体が不自由になったら?

建てた家で暮らしていけるのだろうか?

 

建てる時に考えることが少ないのではないでしょうか

 

私は、あまり若くないので

将来のことも考えなくてはなりません

 

段差が多い間取り、設計はいずれ

暮らせなくなくなる可能性がある

 

完全バリアフリーは難しいけれど

出来る限り暮らしやすい住まいを

作りたい

 

①玄関の上がり框、玄関へのアプローチは

可能な限り段差、段数を少なくする

いざとなったらスロープ、手すりを設置できる構造にしていく

 

②平屋では居住スペースが少なくなるため

(土地がそんなに広いわけではない)

2階建てだが階段も可能な限り幅を広く

(両側に手すりをつけられるスペースを確保)

勾配もできるだけ緩やかに

 

③LDKからお手洗いまでの動線は段差なし

また、車いすが通れるスペース、廊下を設置

 

高齢になって一番困るのがお手洗いです

 

トイレに行けない=ベッドの傍に

ポータブルトイレを置いて生活・・・・はしたくない

可能な限りトイレに行きたい

 

もちろんお手洗いの壁には手すりが

つけられるように下地を埋めておく

 

住宅の改修にも関わることがあるため

何だか高齢者目線になってしまいました

 

へーベルハウスは60年

暮らしていけるお家だといわれました

 

定期的なメンテナンスを

ちゃんとすればのお話ですけれど

 

私のお家計画は設計に進んでいくのでした