春の終わりころ
何気ない会話で
家を建てたいのだよね~と言ったのを
彼女が覚えていたのか
へーベルハウスの営業担当さんから
彼女に電話があったとき
「友達が家に興味があるらしいよ」と伝わり
私宛に
「お手伝いできることは、ありませんか?」と
連絡がありました
 
一度話を聞いてみたいなと思った私は
怖い、怖いと思っていた
ハウジングセンターのモデルハウスに
仕事が終わってからお会いする約束をし
出かけていったのです
たった一人で・・・
 
今考えれば
何故一人で、でかけることができたのか
本当に不思議です
 
知らないところに、たった一人で行くというより
以前お会いしたことのある人に
話を聞きに行く
そんな感じだったのかもしれません
 
数年ぶりにお会いした彼女の営業担当さんの顔を
私はすっかり忘れており
その人に「お久しぶりです」と言われたとき
あぁ この人だったのか~~と思ったのでした
 
個人情報を抜かれてるなと感じながらも
家を建てるのに多少は仕方ないか・・・と
少しあきらめ気分の中で
たくさん、たくさんお話しました
 
私の中で
ぼんやりとしかなかった家のイメージが
何だか少し線が太くなったような気がして
時間を忘れて話し込みました
 
どんな家を建てたいのか
どんな家を建てることができるのか
 
家のことについて質問すると
何でも答えてくれる営業担当さんは
まるで先生のようで
不思議な存在でした
 
ハウジングセンターには私の知らない世界がある
今でも気軽には行けないけれど
怖い所では、なくなった気がしました