ハミンンンンンング | 小川夏鈴 OFFICIAL BLOG

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書き殴り日記

お手柔らかにお願いします

 

 

 

 

 

 

劇団子供鉅人『ハミンンンンンング』観てきた。

 

 

このフライヤー、とても良くないですか

 

芝居を観た後によくよく見てみると、

それぞれその役にしか見えないような絶妙な表情をされていて更に良いんです。

みんなひとりひとり切ない。

 

東京公演は今日で終わりだったので

もうお勧めできないけれど、

 

大阪公演は5月26日(土)27日(日)と

クリエイティブセンター大阪で上演するみたいなので

もし関西方面の方がいらしゃったら是非。

 

 

 

東京公演最終日の今日、

関西から遊びにきている母と行ったら

関西が舞台で関西弁を扱うお話で笑ってしまった

 

 

私はあまり訛りが強くないので、

ハローと声を掛けられればハローと返す要領で

標準語の方には標準語で接し、

地元に帰れば自然と関西弁に戻るようになってる

 

だからこっちにいる間は平然と標準語を話してますが

やっぱり関西弁が好きだし、

東京で関西弁の女の子を見かけたりすると

それだけで友達になれるような気がする

 

 

今日の舞台も関西弁が爽快で心地よくて

なんやろう、関西弁って良いなって思った

 

関西にいた頃は別に関西弁が好きとか思わなかったのに

 

関西在住の母に訊いたら

関西弁が良いと思わなかったって言われた笑

まあだから、そういうもんなんですね

私は久々に聞いたから郷愁みたいなもののせいかな

あと関西弁の女の子は無条件に愛おしくて可愛い笑

 

 

知り合いが出ていない芝居を観るのが久しぶりだったけど

出演者全員に親近感が湧きました

これはきっと関西弁効果

 

関西弁で自分のことをつらつらと語るヒロインの言葉が

まるで私の言葉のように思える瞬間もあったり、

 

強く逞しいけれどどこか危うさも感じるヒロインのことを

友達みたいに思って辛くなる瞬間もあって

 

グウーと引っ張りこまれてました

このグウーという感覚で作品を観た後は、

いつも心地よく疲れていてなんだかとっても良いです

 

 

私は泣かない、その分周りの人が泣いてくれる、

そう語るヒロインが切なくて

 

昔からそばにいる人がめそめそするから

自分は泣かないようにしてただけなのに、

それがいつしか自分は泣けない人間なんだと

思い込むようになってしまったんだろうな

 

生きていくうえで

どうしようもなく強くなってしまった人の哀しみ寂しさが描かれていた

そういうものを抱えた人は、

第三者から見て魅力的であるのはお決まりですが

 

良いヒロインでした

良いヒロインってのも変だけど

人が魅力的でないと物語は成立しないから、

良いヒロインてのは大事なはず

 

 

切ない話なんだけど、

関西弁のおかげでカラッとしていて

 

そもそも演出や芝居自体もスピーディーで

たくさん笑わせてくれるし(うちの母は特にめちゃウケてた)

全体的にしんみりした雰囲気はないんだけど

 

そのカラッと具合がより切なさを助長していて、

 

舞台に限らず映画や小説における方言や地方性は

人物をより魅力的にみせる力があるなあ

 

学生時代に受けた

文学における方言というテーマの授業を思い出した

 

で、どうしようもなく気になったので

その授業のレジュメを引っ張り出した

まだ残ってるってのがね

何でも捨てられない病の自分にバンザイ!

 

頭を”小説モード”にしないためには、

小説のなかに「地方」を持ち込むことも有効だと思うという考え方もあって

なんとなくそれも納得できる

 

でも表面的なことだけでない効果もあって

それはまだうまくまとまらないので割愛笑

 

 

方言を使う役を演じたことが何度かあるんだけど、

その方言が自分の身体に沁みつくだけで

役の気持ちがすっとわかってしまうことがあって

方言って面白いなーって思う

 

地方にはそれぞれのリズム感や価値観があって

それが方言にも表れるので、

その方言を使った作品は温度が変わるんだな

 

『ハミンンンンンング』は私にとってとても心地よい温度の作品でした

だから、関西の方にお勧めしたくなるんだな

 

 

あと、この舞台、生演奏がとても贅沢でした

 

生演奏の舞台は何度か観たことあるけれど、

役者に寄り添っているというか

役者のひとりのような息遣いの生演奏は今回が初めてで

とってもとっても良かったです。

 

最後の音楽が

まるで最後の台詞を語りかけるように激しく

かっこよかった

 

 

頭からあの曲が離れなくて、

帰り道、原宿の街をハミングしながら母と帰りました

 

日曜日の原宿は目眩がしそうな位人で溢れていたけれど

ハミンンンンンングのおかげで楽しい思い出