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その後病院に兄も駆けつけ

現状の説明を再び受けました。

兄は即手術を希望しましたが、現状を聞いてみて為す術もないことに納得


そして、ここでコロナ禍特有の困ったことが起きました


この後処置室から病室へ母が移る

最期の時までこのまま付き添い一緒に居てもらっても構わないが、あとでPCR検査をお母さまにするので万一それが陽性だった場合この後付き添った人間は全て濃厚接触者となります


というもの。


もちろんこのまま付き添っていたいに決まっているが、万一母からコロナ陽性反応が出てわたしが濃厚接触者になってしまった場合…

葬儀はどうする。

諸処の手続きはどうする。


その時わたしは案外冷静にそんなことを考えていました…冷たいかもしれませんが、わたしがしっかりしなくては、わたしが動かなくてはマズイ、その一心だったのです。


結局、母の保険証等を取りに一旦自宅へもどりたかったこともあり

付き添いはせずに兄や、わたしの家族、他の親族と一旦病院を離れることにしたのでした


娘は主人と義父に任せ

わたしは兄の車に乗せてもらい、各々病院をあとに。



兄と二人で自宅へと戻る車中、今後どうするのか 色々話をしながらの約40分は

いつも何かとぶつかりがちな兄が


何故か頼もしく有難く感じたことを覚えています。 続きます