この前届いた、我らが武ちゃん出演「ウォーロード」(投名状)のDVDを観た。
私の好きな映画の1つだ。
まず特典ディスクから観てみた
話題になった未公開シーン集。
この映画のカットシーンではあるが、本編の説明とも言える名シーンを集めている。
これを観ることにより、この作品についてもっと深く知ることができたり、
監督の意図が少し解ったりしてくる。
中でも一番観たかったのは、未公開シーンの最後で観られる、
衝撃的過ぎてカットされたラストシーンだ。
これが観たいばかりにDVDを購入したと言ってもいい。
ここは金城武のアップの表情から始まる。
何が起きたんだろうか・・・と想像するような苦悶に満ちたような表情が無音の中続く。
このシーンについて、ピーター・チャン氏が
「心苦しい削除シーン」
と言った。
そして
「金城武の役者人生でベストの演技でしょう。」
「このシーンが本編に入っていたら、彼も香港アカデミー賞の候補に入ったでしょう。」
とも言わしめたシーン。
実際は4分もある長いシーンで、監督は特別な演技の指導はしなかったという。
私もこのシーンは入れて欲しかった。
これだけの演技のカットは勿体ないと思った。
だけど日本公開時に話題になった、坊主頭のシーンは全く見当たらなかった。
あれはどこに入る予定だったのか
メイキングや制作ドキュメントでは、舞台裏が良く分かって楽しかった。
エキストラの若い俳優が、本編の各シーンを真似て、
その辺にある棒きれでアクションをするシーンは可笑しかった(≧▽≦)
厳しい撮影現場で、楽しく過ごそうとしている彼らの姿勢がうかがえた。
でも本当に過酷な現場だった。
だけどこれを観て、映画ってやっぱり監督のものだなぁ・・・って思った。
(武ちゃんもそう思っているだろうと思う。)
最初からジェット兄さんの起用は決まっていたらしい。
シュー・ジンレイの起用は、撮影1週間前に決まったとか。。
(彼女のこの映画での素顔っぽいメイクと、普段の化粧した顔があまりにも違うので驚いた。)
ひとつだけ、がっかりした事があった。
本編DVDを観ての感想だが・・・
普段なら中国語・字幕/日本語 にするところ、
今回は夫が一緒に観たために、
日本語吹き替えにして観た。
始まりから、吹き替えの声が武ちゃんとちが~う。(´д`lll) ガ~ン
とショックを受ける。
その声自体は大変男らしく、低音でステキなのだが・・・
武ちゃんのイメージとあまりにも違うのです。。(_ _。)
映画の吹き替えではよくあることだけど、
ジェット兄さんの声の方が好きだったなぁ・・・( ̄ー ̄; どっちかと言えば・・・
と思った私です。
(やっぱり本人の声がさいこー!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:)
凄~くマニアックなネタになりましたが、
話の内容は男の人が好む内容ではないでしょうか!?
三人の全く違うタイプの男達が、
戦乱の世の中でどのように生きて行ったか・・・。
監督は反戦をテーマに作ったそうです。
まだの方、DVDで是非ご覧になってください。
何かしら心に来るものがあると思います。