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国が国を、人が人を支配しようとすることのなんと愚かなこと…。生まれ育ったこの美しい国で暮らしたいという思いを、関係のない他の誰かに奪われるとしたら。
パルデンさんは33年もの間、投獄され拷問を受けつづけました。彼の生まれ育った国チベットに起きた出来事をあなたはご存知ですか。この映画の中で明かされたパルデンさんの身におきたことをあなたにも知ってほしいのです。
それは目を覆いたくなるような、耳を塞ぎたくなるようなことかも知れません。しかし他人事ではないのです。今も地球上のどこかで、暗い牢屋のなかでただひたすらに拷問を受けつづけている罪のない人たちがいるのですから。
『楽しい人生なら生きる喜びもあるが、苦しみしかない人生なら早く終えてしまった方がましだ』という言葉を残して処刑されたパルデンさんの師の言葉。せっかく与えられた命をそのようにして終えなければならなかった多くの人たちのことを思うとつらいです。
映画の中でパルデンさんは真実を語りますが、誰かを責めたり非難したりはしません。彼に拷問を与えた相手にでさえも…。ダライ・ラマは映画の中で「他の人の破滅を願ってはならない。そのときは我が身が破滅する。たとえ敵であっても憎んではならないのだ」と語っています。
33年という気の遠くなるような年月を苦しみだけで過ごすことを私は想像できません。夢があるから、希望があるから明日を楽しみに生きられます。好きな人や友人と笑いながら相手を思いやりながら生きていきたい、すべての人がそう願っているはずです。
パルデンさんの思いを一人でも多くの人に感じてもらいたいと思う、そんな映画です。

