日本の株価が下落していますが、これは、アメリカのハイテク株の下落が1番の要因です(イスラエルの報復攻撃が、拍車をかけてますが)

 

僕が「新NISA」で購入している「S&P500」という指数に連動したファンド(銘柄)も下落しています

 

やっと、下落してくれたという感じです

 

去年、12月の時点で、「S&P500」は、4700ポイントという値でした

 

それが、数十年に1度ぐらいの値上がりをして、今月、史上最高値を更新して、5200ポイントをつけた後、やっと下落しはじめました

 

この数値は、再現性のある誰でもできる方程式で、予想できました

(去年12月に作成された資料です)

 

 

 

「EPS×PER」という式で、去年の4700ポイント、そして、今年の「最高値」の5200ポイントが簡単に出ます

 

逆に言えば、今年は「S&P500」は、5200ポイント台が1番高い数値になります

 

それ以上は、上がりません・・

 

早々に(4月に)、5200ポイントをつけたので、今年に関しては、下落し続けます

 

この下落で、年初に、一括で投資信託を購入した場合は、下落し続けますが、積み立て投資の場合、安くなった株を購入できるので、「好機」です

 

また、最悪なのが、めちゃくちゃリスクのある「FANG+」「マグニフィセントセブン(荒野の7人)」などの会社の投資信託や株は、今後のシナリオとして、下落し続けます

 

「FANG+」は、「Facebook」「Amazon」「Netflix」「Google」の4会社に、6つのハイテク会社の株を合わせて、計10会社で構成されています

 

が、現時点で、決算が終わってない会社は、6月の「Microsoft」と9月の「Apple」の2社しかありません

 

この2社の決算が、予想以上に良くても、他の8社の決算が終わっているので、回復は無理です

 

積み立て投資なら、ハイリスクの「FANG+」の買い時かもしれないですが、まだ下落するので、今は買うのは個人的に早いと思っています

 

結果的に、新NISAで最悪の購入の仕方をしたのは「FANG+を年初一括購入した人」になります

 

これは、目も当てられない元本割れすらある下落シナリオしかありません

 

とりあえず、どう転んでも、アメリカ株は下落しかないので、「押し目買い(株価が下がったとき、その押し目を狙って買うこと、押す=下落すること)」ができます

 

 

今回の下落は、FOMC(アメリカ中央銀行)が示した「理想的な長期金利を、2.5%から、2.6%に上げたこと」が大きいです

 

 

金利なんて、住宅ローンもないし、会社を経営してないから関係ないと思いますが、金利は普通の庶民の生活にも大きく関係しています

 

「金利」の役目は、大きく2つありますが、1番大きいのは「インフレを抑制する(物価高騰を押さえつける)」というものです

 

この「金利」こそが、株価の動きを根本的に左右するものと考えていいです

 

日銀が「マイナス金利」を解除したことは、株価に大きなインパクトがあります

 

アメリカとの金利差も変わってくるので、投資家の判断材料も変わってきます

 

僕は、前に書いたように、株価の上げ下げのタイミングはつかめないので、ただ単に「粛々と」積み立てていくのみですが

 

とりあえず、積み立て投資が正解でよかったです・・

 

おわり