「最近ダウナードマジシャンの値段が上がってるのってバーニングアビスのせいだよね?」
「恐らくはそうでしょうね」
「北米選考会優勝のBurning Abyssに3枚積まれていたことが要因の一つと考えられます」
「ダウナードマジシャンってそもそもどういう時に使うの?」
「大きく分けると3パターンです」
「1.バウンス・除外系のケア
2.打点が欲しい時
3.墓地のカードを即時回収したい時」
「1は影霊衣相手の時だよね?」
「ほとんどそうですね」
「Fire Lakeを構えられない時でもdanteにダウナードを重ねることでブリューナクのケアが出来ますし、本当にどうしてもトリシューラのケアが出来ないときはdanteの総数だけは守るために重ねることがあります」
「後者は無効系置くとかハンドレスにするとかで対処出来るので頻度はそこまで多くないですが、前者は比較的回数は多いですね」
「2つ目は素材が無いダンテに重ねるってこと?」
「それもあります」
「基本的に素材があるならdanteはそのまま維持した方が強いですが、素材が空なら場ではほとんどバニラなのでダウナードを重ねることはあります」
「ただ勿論ダウナードがいたらBurning Abyssは自壊するので本当に出しても大丈夫な場面なのかは把握しておかなければいけません」
「この動きは泥沼になったときにdante→ダウナード→攻撃時dante外してcir回収→cir召喚&自壊→dante特殊→...のように活用できます」
「ダウナードマジシャンってダンテ以外には重ねないの?」
「いえ、他のモンスターに重ねることもあります」
「例えばダークロウを突破するためのリバイスドラゴンに無効を当てられた場合、メイン2にダウナードを重ねれば2500となり一応ダークロウの打点を上回ります」
「ほへー」
「じゃあ3の即時回収ってどういうこと?」
「これはdante二体をダウナード2体に変換してからその上に未来皇ホープを重ねるというだけですね」
「未だこれが必要という場面にであったことはありませんが、その瞬間に二枚のカテゴリカードをサルベージ出来るので覚えておいて損は無いです」
「なら結局ダウナードマジシャンって何枚必要なの?」
「2枚あればブリューナクのバウンスからdanteを二体守れますので枠があるならそのくらいは入れていいんじゃないでしょうか」
「3枚目をいれれば確かにdanteを守れる数は増えますが、そこまで展開できるならfirelakeを持ってこれると思うのでそちらを優先した方がいいです」
「海外ではtravelerの使用率が圧倒的に低いので必然的にトライエッジ・リヴァイアが抜けてその枠にダウナードが1枚増えているのだと思います」
「個人的にはこんなカードが値上がりするくらいならもっと他にあるんじゃないかと思うんですけどねぇ・・・」