「Burning Abyssが日本に来たらアルカードが高騰するとかダウナードが高騰するとか色々言われてますが、この子が全然騒がれてないのは不思議ですね」
「そんなに強いの?」
「そうですね、それは何をもって強いと言うかにもよりますが、少なくとも出す機会は少なくはないです」
「恐らくアルカードよりは多いはずです」
「同じランク3の攻撃力3000にはアシッドゴーレムもいるよね?」
「出す場面が違います」
「例えば先行プトレマイオスエンド、この動きは比較的よく見ますがアシゴで対処するのはリスクしかありません」
「アシゴの場合だとそれが残っている限り自分は特殊召喚ができませんからプトレマイオスが進化せずにそのまま倒されるだけでこちらは展開が難しくなります」
「ほへー」
「出す場面が違うってことはアシッドゴーレムの方が強い場面もあるの?」
「それは勿論あります」
「例えば相手の30打点のモンスターに相打ちでの解決を試みる時、これはムズムズの場合ヴェーラー等の無効を食らう恐れがあるのでアシゴに優位性があります」
「このように無効札を貰うとまずい状況ならアシゴが強いですね」
「どっちも必要なんだねー」
「そういえばさっきアシッドゴーレムは残ると特殊召喚ができないって言ってたけど、ムズムズリズムも残ったらバーニングアビスは自壊しちゃわない?」
「そうですね、その可能性は十分にあります」
「ただムズムズの場合、アシゴと違ってエンドに打点が戻るので自爆特攻がしやすいです」
「また自壊はしますが特殊召喚自体は可能ですのでgraff効果falfa特殊falfa自壊でムズムズ除外のような動きでムズムズを退場させてから展開も可能です」
「アシゴの場合はこれが使えないので処理手段がより限られますね」
「なるほどー」
「枚数はどっちも1でいいのかな?」
「そこまでいくと好みの域になりそうですが、私としては基本がどちらも1で強制転移複数採用ならアシゴを2に、環境にプトレマイオスが多そうならムズムズを2にといった感じで考えています」
「OCG環境用の構築で転移をメイン・サイドに採用を考えたときには枚数が2:2になっていましたね」
「・・・なんか、エクストラの枠きつくなってこない?」
「・・・」
「魔法石でも買えばいいんじゃないでしょうか・・・」