以前海外の方が書かれたburning abyssの《強制転移》についての記事を読んだのを思い出しました
私も自分なりの考えをまとめてみたいと思うので少し書いていきたいと思います
2.カード紹介
お馴染みの自分のモンスターと相手のモンスターを入れ換える魔法カードです
burning abyssを送りつければ相手の厄介なモンスターを奪いつつ送り付けたburning abyssを戦闘破壊することでアドがとれますね
3.メリット
このカードのメリットは以下の2つです
1.耐性持ちを容易に処理できる
2.burning abyssの効果を能動的に発動できる
1についてはfirelakeが効かない破壊耐性持ちや対象にとれないモンスター等が当てはまります
特にミドラーシュ等のこちらの特殊召喚での解決まで封じてくるモンスターに対しての解決が容易なのはこのカードの魅力ですね
また対象にもとらないので牙王のようなカードにも対応できます
2はburning abyssを一体しか引かないと言う手札事故を起こしているときでもこのカードがあればそのカードを墓地に送って始動に出来ると言うことですね
これは特にgraffやscarmだけしかモンスターがいないという状況で有用で、送り付けたモンスターが破壊されることでガイドへのアクセスができます
burning abyssは比較的事故を起こしにくいデッキなのですが当然事故るときは事故るので、解決札を増やしつつ事故率の軽減を図れるカードは有用であると言えます
4.デメリット
このカードのデメリットは主に以下の2つです
1.アドの取れる下級を引いていないと効果が薄い
2.相手が複数のモンスターを並べてくると使いにくい
1は言わずもがなですが、graff,cir,scarmを引いていないような状況ではアドが取れているとは言えません
アドを取りながら盤面を解決できる札ではあるのですが、解決できるモンスターの範囲が広い代わりにミラーフォースや激流葬のように単体で機能しません
2は強制転移の対象は相手が選ぶためです
このため狙ったモンスターを奪うためにはまず相手モンスターを一体にする必要があり、逆にそれができない場合では解決能力が極端に落ちてしまいます
これは特に大量展開によって制圧してくるデッキに対して有りがちなことですので、仮想敵の制圧パターンを熟考する必要があります
5.まとめ
強制転移は以前挙げた《エネミーコントローラー》よりも解決能力に優れるカードです
メタカードに対するメタカードとしての位置付けも同様に持っており、使いやすさとしては高い部類に入ると思います
反面小回りが効かないところもあるのでこのあたりは仮想敵次第と言ったところだと思います
では、今回はここまでで