舞台真・三国無双を観劇して。 | かりんののんびりブログ

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のんびり、すきな時に。日記です。


お久しぶりに、オープンで舞台関係のブログです✨✨
まだ大阪公演が残っておりますので、「これから大阪みにいくよ!」という方にはオススメいたしません。多大にネタバレを含みます。

稚拙な文章ですが、感想を書き起こさせていただきます。




全労済ホール/スペースゼロにて上演されました「舞台真・三國無双 官渡の戦い」。
東京公演は27日と30日のソワレを観劇してまいりました。

ストーリーは大まかに、董卓亡き後つぎは呂布を倒すため魏軍、蜀軍、孫呉、そして袁紹らが力を合わせて袁術を討ち取るまでが一部。帝を囲い勢力を強める曹操らを倒さんとする袁紹の戦い。これが二部のメインだったかと把握しています。
いや、もっといろいろごちゃごちゃしてます。笑

舞台真・三國無双は今回で二作目。前作は恥ずかしながらDVDでの視聴でしたので、あの殺陣を肌で感じることができる!!とワクワクしていました。最初にゴロゴロゴロ!!!!という凄まじい雷鳴。ガッ!と心をわしづかみにされた気がしました。一気にわたしの心は三国志、ゲーム三國無双の世界へと引き込まれました。
殺陣殺陣殺陣の連続、上段と下段で戦っていると目が足りなくて困ってしまいます。アンサンブルの方々もみなさん個々に演じていらっしゃるので、細かいところを早く確認したいです。
演出がとにかく引き込まれるものばかりで、特に川が氾濫するあのシーン!!思わず口を開けたまま見てしまいました。
衣装も三國無双8仕様になっているとのこと。全体的に軽量化したような印象を受けました。とにかくかっこいい……。
エフェクトもすごかったです!!劇中曲はゲーム楽曲なのでしょうか?壮大な音楽とエフェクト、迫力のある殺陣、そしてキャストの皆さんの血気迫る演技に手に爪が食い込むほど握りしめて、息をとめて観劇していました。


以下、キャストさんごと。




郭嘉役、和田琢磨さん。
スラリとして身のこなしがとにかく優雅!棍の扱いには本当に度肝を抜かれました…。
オープニングでは生き生きとした笑顔がすごく印象的でした。27日よりも30日のほうが脳裏に郭嘉の笑顔が焼きついていた気がします。「舞台・三國無双」のロゴを背後に立つ姿には毎回鳥肌がたったのを覚えています。
棍をクルクルと回しながら敵を倒す郭嘉様、表情はずっと口元に笑みを浮かべて余裕がありました、すごい…。途中ゲームの技なのでしょうか…ピアノ線?か何かを操って棍を空中で回す魅せ方は本当に驚きました。あのシーンはDVDでじっくりと見たいと思います。
魏軍の軍師として、荀彧とともに様々な策を考える郭嘉。しかし身体が弱い郭嘉は自らの終わりを少しずつ感じながらも、この短い命をどう生きるかをずっと考えているようでした。郭嘉の結末をしっていると、生き生きとしたオープニングの笑顔が凄く苦しくて苦しくて仕方なかったです。
最後、戦いが終わり一人で酒を飲んでいる郭嘉のところに賈充が書を置きます。郭嘉はそれに気づきますが少し迷って、読まずに「もう託してきたからね」と戻してしまう。
その時点で、ああ郭嘉の心は決まっているんだな。と。
そこへ曹操がやってきます。あのシーンは、なんでしょうか。こんなに胸が苦しくなる優しい静けさがあるだろうかと。
曹操からのお酒をうけて、郭嘉はじっ…と動かなくなってしまう、その姿に運命を受け入れたと見えた郭嘉のこの世への未練というか、軍師としての郭嘉の悔しさをわたしは感じて本当につらくてたまりませんでした。琢磨さんがどんな思いであのシーンを演じられたのか、DVDが届いたらもっともっと細かいところまで拝見したいです。
「さらばだ郭嘉!!!」背中を向け歩く曹操のはっきりとした別れの言葉。郭嘉はその声を聞いて吹っ切れたように綺麗に笑ってその酒を煽る。あのシーンは涙なしには見られません。ギュゥと心が締め付けられる切なさにきっと何度だって涙します。
素晴らしい軍師様でした。美しく刹那に散ってしまった天才軍師様。
琢磨さん、ありがとうございました。


曹操役、谷口賢志さん。
こんなにも曹操が似合う方がいらっしゃるのかと!前作でも思ったことですが改めて実感しました。堂々とした立ち振る舞い。そして無表情で敵を斬り伏せていくその姿はまさに冷酷。しかし郭嘉との最後のシーンでは情深い姿も見えて。
魏軍が今回多いというのもありますがいろんなひとの意見を即座に判断し、決断する。曹操はやはりすごい人だなあと、三国志を読んでいても思います。
袁紹との一騎打ち。大好きなシーンです。曹操がその気になれば袁紹なんてすぐ倒せるだろうに、「これ以上は名族らしくないぞ」(ニュアンス)なんていさめようとしたり、凍らせたままとどめを刺さずに去ろうとしたり。少し曹操の袁紹に対する感情も見えた気がしてとにかく曹操が好きになります。
劉備とはやはり正反対の曹操。自らの野望のためには痛みをよしとする曹操と、自分の目指すもののために民が苦しむことは断じて許せない劉備。舞台ではその色もより濃く描かれていて、少し劉備が甘っちょろく見えてきてしまうほどの正反対ぶり。でもその対局の位置にいる曹操の情深い部分……すこぶる弱いです……。あとやっぱり凍らすスキルがかっこいいですね!!谷口さんの低い落ちついたお声もまたかっこよくて痺れます。
アドリブの振りもさすがでした。袁紹を倒したあと最後の宴会のシーンで楽進の歌う「殿を褒めたたえる歌」に「皆その歌には飽きてきただろう、新曲はないのか?」と無茶振り曹操様。
あのシーンも遊び心がありすぎて最高に楽しいですね。笑
バクステや稽古風景などをみていると曹操ではない谷口さんの可愛らしいお茶目な部分が見られたり、嬉しい特典だなと思います。特にわたしの中で仮面ライダーの印象が強かったので…。笑
かっこいい曹操様をありがとうございました!


夏侯惇役、渡辺和貴さん
もう、もはやビジュアルからかっこよすぎますね。終始ずっとオラついている血気盛んで乱暴な強い将軍。前作から曹操をしっかりと支えるかっこいい将軍様です。曹操もあまりそういった姿は見せませんが絶対的な信頼をおいているのでは。曹操のためにならないと思った事は自ら削除しにいく。夏侯惇のそういったところがすごく好きですね。
前作でも劉備との共闘にはずっと反対していたり。今回は魏軍が増えて軍師もいるので夏侯惇の将軍みが強まっているなと感じました。
夏侯惇のみどころはなんといっても殺陣!!!だと思います。和貴さんの殺陣はとにかく迫力があって、群がる敵(アンサンブルさん)が蹴散らされていく様子は最高に爽快です。たまにすごくすごく残忍な表情をなさる時があって「ヒェッ」となります。凄まじくかっこいいです。そして今回は関羽との戦いが多い!!!最高です。パワー系なのは同じでもやはり夏侯惇の方が身軽ですから右へ左へ動き回りながら斬りまくります。にこにこの和貴さんからはまったくイメージができない冷酷さです。すごい。
しかもやられかたもかっこいいんですよね。関羽の一太刀を浴びて武器をとり落すところも、劉備と関羽に斬られてバタッと倒れこむところも、すごく男らしさを感じてグッときます。
とにかくかっこいいの一言です。また次も夏侯惇は曹操の背中を護っているのでしょう。楽しみです!ありがとうございました。


張遼役、田川大樹さん。
初めてビジュアルを見たときの印象は「この武器扱いにくそうだな……」でした。笑
長さもあるのに先のほうに重みがあって、これを両手に持って扱うのかと思ったらエグいなあと思いました。実際見て見てもえぐかったです。笑
でもそんな武器のエグさを感じさせない田川さんの迫力のある殺陣と、とにかくかっこいい立ち姿に心底浪漫を感じてました。
袁紹のもとで戦っていた張遼と、曹操の配下になった張遼はまったく違う印象をうけましたし意外と義にあついところが魅力的で可愛らしいなと、途中から張遼へのイメージも変わっていく面白さがありました。
曹操との戦いがとにかくかっこいいですね!片方を曹操に跳ね飛ばされて自らの負けを悟ったときに潔く死を受け入れようとするところが、ああ武人だ…!!!と痺れましたし、あのシーンのやりとりがとにかく好きです。はやくDVDでみたいです。とても気が早いですね。
新しく魏軍に仲間入りした張遼さん。またお会いできますように。ありがとうございました。


曹丕役、白又敦さん
自然と「曹丕様…!!!」とお呼びするしかなくなる、そんな曹丕様でした。曹丕、とお呼びできないですね。斬られそうです。あれ?それも本望だな…。斬ってください!!曹丕様!!!!
白又さんの強い眼光がまた、曹丕様。と呼ばざるを得ない圧を感じます。最高です。
そしてなんといっても殺陣がかっこいいです。父とはまたちょっと違った凍らせるスキル。砕くときにキラキラが舞う演出はすごく痺れました。
父曹操の冷酷さと大胆さを受け継いでいる印象の強い曹丕様。大胆不敵な表情や台詞がとにかくすごくお似合いでたまらなくかっこよかったです。
これは余談ですが、そんな曹丕様だからこそTwitterでのいじられ方がとても可愛らしくて毎回ふふっと癒されていました。
さて、曹丕様の殺陣ですが…そうなんです。わたしの大好きな、二刀流なんです…!!途中で二本の刀の持ち手を繋げてグルグル振り回すところがあるのですが、そう!!わたしはあれがとてつもなく好きです!!!!!!(大声)もう何度でも繰り返して曹丕様の殺陣を拝見したいです。
同じ父子でも、孫堅と孫策の父子とはまたちょっと違った曹家。魅力的です。すごく好きです。
曹休に会いたいとお考えのようですのでぜひ次では叶う事を私自身もお待ちしております。
痺れました!ありがとうございました。


楽進役、反橋宗一郎さん
そりくん……。さすがでした。おっと少し思い出し笑いが。落ちつきますね。
楽進の殺陣はなんといってもスピード。「一番槍は譲れません!」という台詞が大好きなんですが、とにかく特攻隊長ぶりが最高にかっこよくて大好きです。前作では李典がいたのですが…李典も好きだったのでちょっと寂しいですね。
それから魏軍全体のムードメーカーのようなポジションがまた魅力的で、彼がでてくるとミュージカル舞台へと一変する舞台さんむその世界です。笑
とにかく魏軍の中でもパワー系でありながらすごく身軽で、楽進の殺陣は何度見ても飽きがこないと思います。今回移動式の櫓が舞台装置として追加されておりまして、その櫓を利用した殺陣がすごく見ていて面白くて心が踊りました。櫓の柱の間から繰り出すパンチや蹴りはすごくスピード感がありましたしもっとじっくり見たかったなあと思っています。DVDにたくさんうつっていますように。
アドリブもさすがでした。「恐縮です!!!」はもちろん頭に残るんですが今回は歌が。30日には新曲を披露するという。
そりくんの魅力全開で仕上がっておりました。本当に笑わせていただきました。でもちょっとしんみりしたあとの気温差がすごくて、でもそれもまた好きですね。余韻に浸らせてもらえない感じがとてもハードで好きです。
また楽進にお会いしたいですね!楽しみにしています。ありがとうございました。


荀彧役、奥谷知弘さん
郭嘉とともに魏軍を支える軍師様。郭嘉とのバランスがすごく良いなという印象が強いです。しかし同じ軍師でありながらも、郭嘉には一歩及ぶことができない。みていて少しもどかしさも感じるところも多かった印象がありました。
奥谷さんがメイキングの顔合わせで身体を動かすことが好きとおっしゃっていました。なるほど殺陣は本当に身軽で素早くて、ジャンプして回し蹴り!なんて魅せていらっしゃってたまらなかったです。戦う軍師様かっこいい!!
今回魏軍の軍師としてはやはり郭嘉が目立っていましたから荀彧にはぜひ次でたくさん活躍して、軍師として魅せてほしいなと今から楽しみです。
荀彧は結局曹操に刃向かう結果となるのですが、ゲームではどうなんでしょうか。ゲームができればいいんですけどね…。戦うゲームセンスのなさはお墨付きなんです。残念…。
眉目秀麗、疾風のような若き軍師様でした。ありがとうございました。


孫策役、山口大地さん
ああ!!孫呉!!!グッと心臓を鷲掴みにされるほど孫呉の魅力を堪能させていただきました。
前作では父孫堅から策、と呼ばれて少し不安の残るまっすぐな若さが印象的でした。今回は弟の孫権をひっぱりながら、父の思いを背負って成長した孫策を見ることができました。
父を失い、一番上に立つことになってしまった孫策はとにかく一生懸命でまっすぐで、でも郭嘉が見抜いていたように前しか見えていない弱さがあって。でもやっぱりそのまっすぐさがかっこいいんですよね、とにかく!!殺陣も迫力があって、大きな武器で縦横無尽に無双する山口さんの孫策が前作からはちゃめちゃに好きでたまりません。
孫呉がとにかく愛おしいなと感じるのは孫策と孫権のあの距離感でしょうか。孫策のあのまっすぐな明るい性格が気持ちが良くて好きだなと思います。
悩む孫権のところに孫策がやってきて奥に孫堅の刀があるシーン。あのシーンはなんだか本当に奥に孫堅があぐらをかいて座っている姿が見えて、ぐっと涙腺が緩む大好きなシーンです。
「今は帰ろうぜ!俺たちの孫呉によォ!!」この台詞が個人的にすごく好きだったり。
弟に託して逝ってしまったので寂しくてたまりませんが、次は孫権の成長が見られると思うと楽しみですね。世代にわたって想いが繋がれていく、そういうのすごく大好きです。ありがとうございました。


孫権役、川隅美慎さん
今作からのご登場です、孫策の弟孫権。この孫家のがっちりとした感じがたまらないですよね。男らしさの塊といいますか、そう、男!!って感じがいたします。最高です。
少し弱気なところが印象的な孫権。しかし短気!なんですよね。若さを感じます。袁術に母が囚われた際も食ってかかるのは孫権で、それを冷静に諌める兄の孫策との違いがまた兄弟の良さを感じます。孫権は気弱でありながら短気という、そういうところがまたわたしは好きなんです。可愛らしいなあと思います。「兄上!」と呼ぶところがまた可愛らしい。この兄弟はたまらなく愛おしいです。殺陣は火焔系のスキル。ひゃ〜たまらないですね!!そういうの大好きです。
孫策亡き後、孫権のところにみんながあつまる最後のシーン。不覚にもすごく感動してうるっときました、わたしも「孫権!孫呉!」コールに参加しようかと思いました。我慢したので自宅でやろうと思います。
このあと蜀と手を結んで魏と戦うことになると思うのですが、また孫権に会えるのが楽しみです。今回は二人しかいない呉軍でしたが次は増えてるといいな…。周瑜様…孫権にはあなたが必要です…!次回作がわくわくしますね。ありがとうございました。


劉備役、仲田博喜さん
ごめんなさい蜀が大好きなんです。笑
兄者〜〜〜っっっ!!仲田さんの劉備はとにかく伏して主と拝みたくなるお姿をしていらっしゃいます。とにかく誰に対しても義にあつく、民に優しく。たまにそれが甘っちょろくてたまらないんですがそれが劉備の好きなところなんです。そしてわかりますか、二刀流です……。真ん中の階段からジャンプして斬る!!という動きだったり交差に斬るモーションが好きです。
それから曹操と櫓の上で話すシーンも好きで、雷に驚いて倒れこむところがとても可愛らしいなと思いました。
今回は劉備にとっても苦しいシーンが多くて、関羽と引き離されて袁紹のもとで戦うところも辛かったです。元配下を殺してしまったときの仲田さんの「すまない…!」の声がたまらなくて、関羽と再会するシーンは胸がギュッと締め付けられました。劉備の雲長呼びが大好きなんです。ああ義兄弟。たまらなく愛おしいです。大好きです。
悔やまれるは可愛い義弟が一人いないこと。次はぜひとも、蜀軍揃ってほしい。そして願わくば!!諸葛亮様を。やっぱりなんといっても蜀には軍師が、諸葛亮が必要です。三顧の礼しにいきましょう!!義兄弟揃いましょう!!
仲田さんありがとうございました。


関羽役、磯貝龍虎さん
大好きな龍虎さん演じる関羽は三国志の中でも一番好きな武将なんです。そんな好きな武将を大好きな俳優さんが演じてくださる喜び、幸せです。今回関羽の好きなシーンがありすぎて、全て書いていたら文字数が足りなくなってしまうので特にの部分で。
関羽の好きなところは曹操からも一目おかれるほどの強いところ、しかし何度誘われようとまったく変わらない劉備への強い意志です。義にあつく、そして冷静に物事を見極めることができる、そんなところが大好きなんです。
龍虎さんの関羽はとにかく青龍を構えた姿がかっこよくて、殺陣は誰よりも重みがあってずっしりとした迫力がすごいです。「かっっっ……こいい……!!!」って感じです。
大きな青龍を軽々と扱いながら、頭の上でぐるぐるとぶん回す戦い方が最高に好きで、また戦っているときの低い「応ッッッ!!!」の声がたまらなく痺れます。倒れた敵の真上から青龍を突き刺す後ろ姿、たまらないです。
今回青龍の細かな扱い方がたくさんあって、うまく文章にできないんですが…。上段から下段の敵へ青龍を投げ落としたり、柄の部分で叩いたりすごく見ていてわっわっ!と思うことばかりでした。関羽さんの弓も拝見できましたね。嬉しい。
「関雲長、参る!!!」の台詞が大好きです。
「なにをしにきた?」と曹操にからかわれて「遅参し申した……」と少し照れを見せる関羽様。もうほんとに可愛らしくて大好きなところです。
それからなんといっても夏侯惇との戦いです。劉備を逃がすために岩で退路を塞ぐ関羽様、あのシーンたまらないです、最高に痺れました。
関羽が斬られるたびにわかってるのにハラハラしてしまって、服をぎゅっと掴んでしまいます。
「従っているのではない、目的を果たすために共に歩んでいるのだ」この台詞に愛しさが詰まっています。そんな義兄弟だからわたしは大好きなんです。ただ劉備のために。その一途なところが本当に好きだと想いが溢れて大変でした。
しかし曹操への義も忘れない、関羽のそういうところが大好きです。
龍虎さんの敵に見せる冷たい表情がたまらなくて、ギュッとなりますね。かっこいいです。
今回は可愛い義弟が🏀のためおりませんでしたので関羽が一人で一生懸命劉備を守っていました。笑
次回は3人揃った義兄弟に会いたいですね。そこに諸葛亮がいて、そして趙雲もいてくれたら…。
龍虎さんの関羽様にまたお会い出来ますように。ありがとうございました。


袁紹役、松浦司さん
舞台さんむそをご覧になった皆さまは思われたのではないでしょうか、わたし思いました「え、袁紹様かわいい….…」
プライドが高く頑固でなにかと「名族袁家」と言いたがる袁紹様。おちゃめなところが満載で、なにかとお返事も「ウム!」とたいへんお可愛らしく。おぼっちゃま感を感じました。
そんな可愛らしいところもありながらいざ戦うと強くてかっこよくて、見終わった後袁紹様のとりこになってました。途中袁紹様が斬った敵を蹴飛ばすところとか、すごく好きです。いいなあ。
前作をみても袁紹様がいないのが寂しく感じられるほど…。それから松浦さんのお声がすごく印象的で、櫓の上から檄を飛ばすところがすごく好きです。
曹操との戦いはもう途中から引き下がることなんて袁紹様にはできなかったでしょう。なんといっても頑固でまっすぐなので。笑
そんな袁紹様がすごく好きだなと思いました。まさかこんなに袁紹を好きになれるとは思わなかったです。ありがとうございました。


張郃役、寿里さん
とにかく美しい軍師様でした。袁紹に仕えている、という印象はあまり受けず、ただ呼吸が合った。といいますか、戦い方や思想に賛同した、という意味で一緒にいる。そんな印象が強かったです。とにかく一つ一つの仕草が美しかったです。
特に印象に残るのはやっぱり郭嘉との戦いでしょうか。軍師としての性格的なものは多少違えど、あの二人のバランスはすごく好きだなと思いながら見ていました。郭嘉が咳き込み、その隙をついて追い詰める張郃。魏軍にこないかという誘いのあと郭嘉の手を握って、張郃はそのあと掌をみつめて何かを悟ったように見えました。
もしかしたら、郭嘉の先が短いことに気づいたのかもしれない。そして郭嘉が張郃を求めた理由を悟ったのかもしれない。なんて勝手に思っています。
アドリブに関しては、やはり寿里さんでした。最後の宴会のシーン。楽進そりくんとのハモリが本当に好きですね。あそこ楽しすぎませんか。30日に曹操から無茶振りをされて楽進が「のめや〜」と不思議な歌を歌い始めたことにも順応して張郃も同じようにうろうろしてたのが面白すぎて、お腹かかえて笑いました。ほんとに最高でした。
張郃さんはもしかしたら次回もいらっしゃるかもしれない…!!という期待を込めて。
ありがとうございました。

賈充役、小野健斗さん
今回の語り手さんでした。まるで3次元と思えない完璧なビジュアル。絵画かと思いました。
さすが小野健斗さん。ほんとうにカッコいい方です…。
賈充のあの冷酷な雰囲気が、前回の夫婦二人とはまた違って第三者として達観している気分になりました。前作の夫婦は間間で癒されましたよね、可愛らしくってわたしはすごく好きです。
すこし周りを小馬鹿にしたような、でも郭嘉に対しては少し労わるような姿を見せる賈充様でした。DVDでもっと細かな仕草まで拝見したいです。かっこいい賈充様をありがとうございました。


大好きな俳優さん、磯貝龍虎さん目当てでの観劇ではありましたが素晴らしいキャストの皆様の魅力でいっぱいに溢れた舞台でした。
こんなにも引き込まれて、痺れて、涙を流せる舞台に出会えて幸せだなと思います。
もちろん三国志が好きなことも大きいのだとは思いますが本当にこの舞台が大好きです。

なんといってもアンサンブルの皆様はほんとうにすごい!!ずっっと戦ってはけた、とおもったらまた出てきて戦って。すごいの一言です。

勝手に次回作があると思っておりますし、次は赤壁なのかな、なんて勝手に楽しみにしていたりします。
大阪公演もお怪我や事故などなく、無事大千秋楽まで駆け抜けられますように。
心からありがとうございました。