毎月通っている病院で、定期的にプチ健康診断として、成人病予防のための色々な検査をしていまして、頸動脈エコーというのも、定期的にやっておりました。

以前から甲状腺に小さいしこりがいくつも見つかっており、心配ないけど定期的に一応見ていきましょうねって、毎度毎度言われるので、今回もそうだと思っていました。

エコーの結果、1つ心配なしこりが。

「1センチと1年で急に大きくなってて、形が、端が波打ってるのは悪性の場合が多い」と。この院長先生なんですが、実は甲状腺専門でした。後に、紹介された病院でも非常勤甲状腺内科の先生だということが判明。

「針をさして、細胞をとる検査をしましょう!」ってことになり、次の診察でやることになりました。「穿刺細胞診」っていうみたいです。注射みたいな針を首に刺しますから、そんなに痛くはないと言われましたが、核の表面が固く、振動を与えながらくだいて、中に針先を貫通させて、中身の細胞を採取しましたと。

怖かった。

でも終わったら、ただの絆創膏貼るだけで、帰ったら、絆創膏もはがしていいと。

意外とあっさりでした。

その時は、「どのポリープもしこりも、いつも良性だから、今回も大丈夫」と変な自信がありました。

「良性でも悪性でもご連絡しますが、悪性の場合、早めに診察きてくださいと電話でお伝えします」と言われました。

10日位して電話があり、受付の人が明るい声だったので、やっぱり大丈夫だねと心で思いましたが、一転、「検査の結果、先生が早めに診察にくるように」と…

え?え?まさかね?え?え?

たまたま休みの日だったのでその日のうちに診察へ行きました。

ドアあけた瞬間、先生の眉が下がって、深刻な顔。

え?え?

細胞診の結果、悪性で、100%甲状腺乳頭ガンでした。甲状腺ガンの中でも、一番なる率が高く、何年後の生存率も95%以上ですと。

甲状腺ガンは、色々種類がありますが、特に甲状腺乳頭ガンは、ガンらしくないガンだそうで、転移もありがちですが、放射線治療で通うことも少なく、薬で放射線治療ができるらしいです。
生存率も少し安心でしたが、
夢のような仕事に入ったばかりのまだ数日の時だったので、辞めたくないとそればかり考えていました。
甲状腺で有名な大学病院を紹介され、行ってきました。
なかなか初診は予約が取れないですが、たまたま月内で空きがあり、スムーズでした。
先生は印象もいいですし、一生懸命話を聞き、説明してくださいました。
内容はクリニックとほぼ同じですが、詳しく1つ1つ教えてくださり、初診はこの病院でいいのかの判断材料になるようにとご配慮されてるみたいです。乳頭ガンは、進行が遅く、私の場合1センチほどなので、まずはゆっくり考えて行きましょうと。
私も仕事を休むことになるので、試用期間がちょっとわからないですが、もう少し時間を置きたいと思い、4月位かなという話で、次回の診察で決めることにしました。

とりあえず、考えこまず、気を楽に、次の診察まで待つことにしました。