サロンスタッフです。

 

療養中の慶司先生より

ブログが到着いたしましたキラキラ

 

 

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「病院深夜奇譚」

 

 

もう2週間以上も入院している慶司です。

外は暑いみたいですねぇ。私はそんな暑さも感じられないほど痛みと苦しみに耐え抜いている毎日なんですな。

 

 

まぁね、それはいいのよ。

 

 

人生で初の長期入院をしているんだけど、

まぁ、都内でも大きくて救急も対応している病院なので、いろんなタイプの患者さんがやってくる病院なのよ。

つまり、私のような単に急病の人もいれば、大怪我の人や、死期が近い人なんて方も当然いるわけで、、、。

どんなに素晴らしい病院であろうと、見送らないといけない方は素晴らしさに比例して増えて来るもんだとも思うのよ。

 

 

で、現状、24時間ひっきりなしで点滴をしている関係上、熟睡ができないんだよ。何時からこの点滴、何時からはその点滴と何時間かおきに何種類もの点滴の入れ替えがあるんだよ。するとさ、真夜中だって例外ではないわけ。

夜になるとさぁ、なぜか呻き声が増えるんだよ、入院患者の。昼間はそこまで聞こえてこないんだけど、夜は凄いよ。で、トイレにもひっきりなしに行く関係上、廊下に立つんだけど、いやぁ、夜中2時ってのはすごいね。もうね、次元がおかしいの。

 

 

よーく観察するとね、生者の呻き声の他に、死者の呻き声も混じっているし、なんならもうそこらを徘徊してんのよねぇ。「病院だものなぁ、そりゃそうか」と納得をしてしまう自分がいるのと同時に、これはマズいところに身を任せなきゃいけないんだなぁと少しがっかりしたんだ。だってさ、いつもならいいよ、どうにでも対応できるから。でも今の自分はまぁ、めっちゃ弱な状態な訳。ならばと「逆にほぼ最弱の霊力にして気づかれないようにしよっ!」として過ごしている状態。

 

 

でも、そんな状況でも、夜な夜なお見舞いにやたら来てくれるのよ、あちらの方々が。監視されてんのか?くらいやたら見にくんの。いや、ほっといて。で、挙句の果てに、今病棟で何が起きてるのかわかってしまう訳。

「あ、逝った。。。」

 

 

あの、休めないんですけど、、、。まぁ、元から休めてないんでいいですけどね。

 

 

窓の外には白い光がフワフワと漂ってるし、、、、夜景が綺麗なんだか、フワフワ光が綺麗なんだか、、、。

いや、本来は夜景が綺麗なんだよ、ここのロケーションは!

 

 

ともあれ、思いが重い場所だよね、病院は。縛られてしまうのもわかる気がするよ。無念だったり苦しみからやっと解放されたり悲喜交々の想いの交差点だからねぇ。生と死の狭間の境界線がボヤけてるのも仕方ないか。

 

 

そんな私はひたすら稲川淳二の心霊スポット探索ビデオを深夜見ています。

 

 

 

 

 

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