こんにちは。花月(かげつ)です。

今年も残りあと僅か。皆さん今年はどんな年

でしたか?

 

人生長く生きていると良い時ばかりではない

ですよね・・・。

 

人生が上手く行かない時のそのほとんどが

人間関係が問題なんです。

 

恋愛も仕事も家族の問題の全てが人間関係で

すが、人間関係が上手くいかない時は波動も

低くなり、良かれと思ってしたことも相手に

届かず誤解を招いてしまう事が多いのです。

 

その人間関係を解決するために本日は、自分

の印象をよくして波動を上げる方法の話をし

ていこうと思います。

 

思い起こせば恋愛も職場の人間関係も夫婦の

問題も、最初から険悪なムードになるという

事はおそらく少ないですよね。

最初は良かった関係が、ではいつからギクシ

ャクした関係になってしまうのでしょうか?

 

おそらく価値観の違い、相手の性格が問題で

お金がからんできてそれで・・・など思い当

たる事はいくつかあると思います。

 

 

自分としてみたら相手に悪い事をした覚えが

ないので、価値観の違いはあるかもしれない

が、何故自分はいつも相手に誤解されてしま

うのか?

不思議に思っている人が多いと思います。

 

もちろん人それぞれ生きてきた経緯が違うの

で価値観の違いはあるかもしれませんが、

問題はそこではないんですね。

 

問題は、人間の心の中と相手への印象はイコ

ールではない!という事なのです。

 

これはどういう事でしょうか?

 

私達は小さい頃から人に親切にしなさい。

困った人がいたら助けてあげなさい。

と教わってきましたよね。

 

自分はどちらかと言ったら人に親切にしてき

たつもりだし、嫌な言い方をしてきたつもり

もありません。なのに何故相手から嫌われて

しまうのか?

ずっと不思議だったと皆さん言います。

 

実は人に親切にしていこうという心の中と

その時への相手への印象は同じではないから

何故相手が不機嫌になったのかがわからない

のです。

 

どんなに心の中がピュアで綺麗な心をもって

いても、相手への印象がその時の心の中と同

じでないのは、

 

その時の皆さんの不安が印象として相手に

乗っかってしまうのが原因です。

 

わかりやすく説明するために

一つのケースを例に挙げて考えてみましょう。

 

 

Aさんは、前職で人間関係がうまくいかず、

それは前職の人間にひどく高圧的な人がいて

それが辛く、退職を決めました。

 

転職先では、今度こそ長く勤めて行きたい!

そう思い心を入れ替えて新しい職場に入って

きます。

 

Aさんは心の中で前回の高圧的な人との経験

で自分が馬鹿にされる事の恐怖がありました。

転職先では同じ目にあいたくありません。

仕事もミスを少なくしてなるべく早く仕事を

覚えたい!そう考えたのです。

 

 

転職初日に仕事を教えてもらいました。

出来ない人間と思われたくないから必死で覚

えます。一生懸命言われた事をメモをとりな

がら腰を低くして聞いています。

 

実はAさんは前職と同じ仕事を選んで転職し

てきたので、だいだいは教えてもらう事を

理解出来ます。

 

Aさんはふと考えました。前職では同じ仕事

を違うやり方をしていたからです。

今教えてくれている人はこうしてやってね

と言っているけどれど、本当にこのやり方で

いいんだろうか?

 

Aさんはだんだん不安になってきました。

 

ここでまた間違えて出来ないやつと思われた

くないです。早くそれを質問したくなり、一

生懸命教えてくれている人の言葉が入ってき

ません。

 

我慢できずAさんは質問をしました。

 

「ちょっといいですか?」

「今教えてもらったのですが、こういう場合

こうしなくても大丈夫なのでしょうか?」

「今まではこうしてきたのですが・・・」

 

すると仕事を教えてくれる人の顔が怪訝そう

に変わりました。声のトーンも低くなり、

 

「うちではこういうやり方をしているので

・・・」

 

さっきまで優しそうに教えてくれていた人の

顔色が変わった瞬間でした。

 

この後Aさんは疑問に感じながらも教えても

らい、そしてその後から今後その人から仕事

を教えてもらう度に、なんとなく相手との距

離が気になっていくのです。

 

では、この時教えてくれる人とAさんに何が

起きたのでしょうか?

 

Aさんは普段とても人に親切で誰かの悪口を

言うような人ではありません。

困った人がいたらほおっておけず声をかけて

しまうような優しい人なのです。

 

そんなAさんの印象はとても良く、教えてく

れる人も最初は安心して教えていたのですが

ある瞬間からAさんの印象が一変したのです。

 

Aさんが、説明されている途中で質問をした

くなったのは何故でしょうか?

 

一つはミスをしたくない。

早く仕事を覚えたい。

仕事の出来ない人と思われたくない。

 

これは早く仕事を覚えて会社に必要とされた

いというAさんの不安です。

 

その不安を安心したくて、Aさんは質問をし

てしまったのです。

 

教えてくれている人にとっては、新しく入っ

てきた人に仕事を覚えてもらいたくて教えて

いるのですが、Aさんにちゃんと伝わっている

か不安に思いながら実は教えているのです。

 

しかし教えている時に急にAさんに質問され

その言い方がどこか知識をひけらかされて

いるような印象として映り、自分が言って

いることを信用してもらってないと感じて

Aさんは一緒に仕事しずらい人だなという印象

を感じてしまい、怪訝そうな顔になったのです

 

Aさんの質問が過去の経験による確信に基づ

いたものであるからこそ、質問をしたAさん

の声のトーンは、教えてくれる人に少し圧力

を感じさせたのです。

 

しかしAさんは全くその事に気が付いていま

せん。悪気はなく早く答えが知りたいと不安

になってしまったのです。

 

それと、Aさんが質問したくなった原因はも

う一つあります。

 

それはAさんが仕事を知っている事を理解し

経験者という事を知ってほしかったのです。

自分は出来ないやつではなく、仕事が出来

る事を心の中のどこかで知ってほしいとい

う思いがあったからでした。

 

必要とし認めてもらいたいという

Aさんの不安がAさんの印象に乗っかった

瞬間だったのです。

 

ではAさんは、どうしたらよかったので

しょうか?

 

仕事を教えてもらうのにわからない

事は質問しなければいけないですよね?

 

もちろん質問がいけないわけでは

ありません。

 

なので違和感を感じさせず、わからない事を

質問する方法を次回お話していきたいと思い

ます。

 

印象を良くして波動を上げる方法②へつづく。

 

最後に・・・

 

今年も1年お世話になりました。

皆様の来年が良き1年となりますようお祈り

いたします(*^^*)

 

花月(かげつ)