有香先生には、今後結婚ができるのか。
幸せな出会いがあるのか。
という、オーソドックスな悩みを聞いてもらいました。
普通の悩みかもしれませんが、
私にとってはとても大きな問題だったのです。


それは、出会いがあっても踏み込めなかったり、
お付き合いしても、過度に不安が襲って来たりして、
どうしても長続きしないという状況が、
何度も何度も繰り返しありまして、
いったい、どうしてこうなってしまうのだろうと、
この負の連鎖から抜け出したかったのです。


 

実は、私はバツイチ。25歳の時に結婚して、
1年で離婚した経緯がありました。


「今も恋愛がうまくいかないのは、
心の奥深くで、いじけているTさんが見えるんです。
離婚した旦那さんは、まったく理解してくれなかったんですね?」


正直、元旦那の事はまったく引きずっていなくて、
頭の中からすっかり忘れていました。
だから、いじけていると言われたとき、
ピンとは来なかったんです。
だけど、理解してくれなかったというキーワードは、
私の心に引っ掛かりました。


離婚する時も、「あなたは私のこと分かってくれない!」
そう喧嘩していたと思います。
元旦那は、私の気持ちを全然わかってくれない人でした。
それが、すごく不満だったし、寂しかったんです。


「分かってもらえる様に彼にアピールしたかしら?
寂しいって伝えた?辛いって伝えた?」


声が喉に詰まって出てきませんでした。
有香先生の言う通り、
私は寂しくても、辛くても、彼には見せられませんでした。
そういう自分を見せたら、嫌がられるんじゃないかって。
汚い感情をあらわにするのが、とても怖かったんです。


「元旦那さんとは、お付き合いした年数も長いわよね?
その分、自分に仮面をかぶって、自分にうそをついて、
彼と接していたことになるから、そりゃ心が疲れちゃうわよ。」


彼とは5年も付き合っていたから、
結婚してもうまくいくと思っていたんです。
有香先生に言われて、私は初めて、
離婚した時の自分を振り返ってみたと思います。


 

無理をして我慢して接する事じゃないんだ…
なぜか変に思い込んでしまっていた私は、
そんな当たり前のことに気付けなかったんです。


「課題は、我慢しないこと!感情を素直に表現すること!
それができるようになれば、今よりもっと幸せになれますよ」


感情を出すことは、汚いことだと思ってました。
だけど、感情を出せば幸せになれるなんて、
今までどうして気づかなかったんだろう。
有香先生の言葉は、素晴らしくて、エネルギーに満ちていて、
凝り固まった恋愛観を、どんどん柔らかくしてくれました。

 

「今、お付き合いできそうな男性が身近にいると思うけど、
怖がらないでね。その男性とは縁がある方だから。
そして、自分に正直に接してみてください。」

 

今ある不安も有香先生は取り除いてくれました。
失敗続きの恋愛で、臆病になっていた私は、
恋愛のチャンスを捨ててしまいそうになっていたんです。
有香先生に言われた通り、見定める期間だと思って、
嫌われてもいいと思って、本当の自分をみせることに、
チャレンジしていこうと思いました。


今なら、有香先生に言われた、
離婚以来いじけていた自分というのが、分かります。
きっと無意識に見ないようにしていたんでしょうね。
忘れようとしていたんだと思います。
そんな自分がいたなんて、自分じゃ分からないものなんですね。


ただただ怖いと思っていた恋愛やお付き合いに対して、
自分の見方が変わりました。
有香先生のおかげで、幸せな結婚を目指して頑張れそうです。