サロンスタッフの皆様、諒香先生、
先日はお世話になりました。


誰にも理解されなかった苦しみが、
諒香先生によって癒されたおかげで、
色々な事を、受け止められるようになってきました。


私の悩みは、人によっては、
「そんな大げさな」と笑われる事かもしれません。
私の周りには、理解してくれる人は、
一人もいませんでしたから。


私には、14年連れ添った愛猫がいます。
初めての独り暮らしをして、寂しかった頃、
偶然出会った捨て猫でした。
仕事が辛い時も、失恋した時も、
悲しい時、苦しい時、
いつも側で見守ってくれた、
大好きな大好きな猫ちゃんです。


どうやったって、
先に死んでしまうのは頭では分かっていました。
でも、愛猫が、1ヶ月前に急に倒れ、
脳に大きな腫瘍が見つかり、
もう手の施しようがないという状態になって、
初めて、死というものを実感しました。


今はほとんど寝たきりの状態で、
最初のうちは入院させていましたが、
医療費がかなり高額なので、
私の両親に、仕事に行っている間、
面倒をお願いしたのですが、
親は、安楽死させた方がいいと言って、
協力してくれませんでした。


猫ちゃんが寝たきりになってから、
私自身、急に体調が悪くなってしまい、
精神的にも落ち込みやすくなり、
眩暈や吐き気、
耳が聞こえづらくなったりと、
生活に支障が出てきてしまい、
仕事を休みがちになってしまった為、
皮肉にも、猫の面倒を、
自分で見る事ができるようになりました。


しかし、寝たきりの猫ちゃんを見ていると、
何もできない自分に悲しくなってきます。
それに、死んでしまう事を考えると、
怖くて、怖くて仕方がないんです。
まるで、もう一人の自分が殺されるような、
そんな恐怖と、不安に悩まされています。


この気持ちを、理解してくれる人はいませんでした。
酷い人は「たかがペット。馬鹿らしい!」と、
思いきり笑ったりして、すごく傷つきました。
私が、頭おかしいのかな・・・と思う事もありました。


だから、このサロンで、
ペットの気持ちが分かるという諒香先生に出会えたのは、
本当に運命だったと思っています。
やっと、理解してくれる人に出会えた時でした。


プロの鑑定士の方なのに、
正直、悩みを話す事に勇気がいりました。
バカにされたらどうしようとか、
いらぬ不安がいっぱいあったんです。
きっと、そうされてばっかりだったから。


「愛猫ちゃんと、あなたは、
お互いに必要な存在だったんです。
生きていく為に、必要な出会いだったんですね。
失ってしまう恐怖があって当たり前。
他の人には理解できないほど、
強い絆があったのですから。」


ぶわっと涙が溢れてきました。
やっと分かってくれる人に出会う事が出来た。
この感動は、同じような、
人に理解されない悩みを持っている方なら、
きっと分かってくれると思います。


諒香先生は、私を救ってくれる人だ。
そう確信しました。


諒香先生は、必要以上に感じる恐怖や不安についても、
ちゃんと原因を突き止めて下さいました。
私の心の中に、強く根付いたものがあるという事で、
話をしていくうちに、思い当たる事が沢山あったのです。
その度に、鳥肌が立ちました。
その根本の原因は、私が見ないようにしてきた、
小さい頃のとある経験でした。


「あなたのせいじゃないからね。
自分のせいで死んじゃったなんて思わなくていい。
その後悔が、余計に恐怖と不安を増しているのね。
でも、過去の事も、愛猫ちゃんのことも、
あなたのせいじゃないからね。」


諒香先生は、私が納得できるまで、
辛抱強く、私の心を癒していってくれるのが、
分かりました。
姿は見えなくても、まるで包み込まれているような、
そんな気持ちがして、愛を感じたというか、
スーッと心が軽くなっていくのが分かりました。
癒しって、きっとこういう事なんですね。


諒香先生曰く、私は愛猫の死と向き合うことで、
自分のトラウマを克服するという
大きな意味があったみたいです。
本当に、最後の最後まで、
私の愛猫は、私の事を心配してくれてたのかなって、
そう思うと涙がこぼれてきました。


そして私は思いました。
愛猫の死から、逃げていたのは私だ。
ちゃんと最後まで愛してあげなければと。
初めて、強い気持ちが湧き出てきたのです。


「愛猫ちゃん、動かないかもしれないけど、
まだ、意識はちゃんとしているの。
この子から伝わってくるイメージがね、
あなたの悲しそうな顔ばかりなのよ。
だから、笑ってあげて。
この子は、あなたの高い笑い声が大好きなんだって。」


病気になってからというもの、
いつも心配で心配で仕方なくて、
猫ちゃんの前で笑う事なんかすっかり忘れていました。


「前はいつでも笑ってたのに。って、
猫ちゃん悲しがっているわよ。」


そのとおりです。私と愛猫は、いつだって、
お気に入りのおもちゃで遊んで、
私が動画をとりながら、高い声で笑っていて・・・
私が今いちばんしなきゃいけない事は、
猫ちゃんに笑いかけること。
最後の最後まで、
少しでも楽しい気持ちでいさせてあげることなんですね。


諒香先生と、愛猫の話で盛り上がったりして、
なんで分かるんだろう?とびっくりして、
それがとても楽しく、笑っている自分がいました。
それだけ、心に元気が戻ってきていたのです。
本当にあっという間に時間が過ぎてしまいました。
もう、あと1時間くらい話していたかったです。


「あと、ちょっと気になるんだけど・・・
耳があんまり調子良くないんじゃない?
だけど、もう大丈夫だと思うわ。
明日から、徐々に戻っていくはず。」


諒香先生には、何から何まで見抜かれていました。
本当に驚きましたが、もっと驚いたのは、
諒香先生が言うとおり、次の日から、
耳がどんどん聞こえやすくなっていったのです。
一体何が起きたのでしょうか。
諒香先生のヒーリングパワーの威力でしょうか。


愛猫ちゃんは、今でも必死に頑張って生きています。
たまに、体を起こそうとする仕草をして、
弱い私に「まだまだ頑張れるぞ!」
とアピールしてるみたいで、
励ましてくれているような気がします。


私も、前みたいに悲しい顔はもう見せません。
ちゃんと受け止めようと、心が動き出しています。
そのせいか、私自身の体調も少しずつ、
回復してきたように思います。
心と体は、繋がっているんだなと実感している毎日です。


諒香先生のような人と、
このような大切な時期にお会いできたことを、
感謝しています。
諒香先生は、本当に素晴らしい先生です。
また、お世話になりたいと思います。


愛媛県 K.K