誰かに伝えたくて
メッセージを送らせていただきました。
僕は妻と付き合うまでの35年間、一度も
女性と付き合ったことがありませんでした。
学生時代は野球に夢中で恋愛どころではなく、
社会人になってからも男友達と遊ぶのが楽しくて、
気づいたら30歳を過ぎて周りがどんどん結婚していくのを見て
焦りが出てきて、35歳でやっと婚活を始めました。
友達に勧められて行った婚活パーティーで
出会った彼女に一目惚れをしました。
色が白くて可愛い子で、僕と同い年でしたが、
かなり年下に見えて、こんな子と付き合えたらいいな
思っていた理想の女性でした。
パーティーで話しかけ、その後何度か食事に行き、
付き合うことになりました。
本当にあの時は夢を見てるみたいに嬉しかったです。
付き合って1ヶ月もしないうちに彼女がうちに住みつき、
半同棲のようになりました。
彼女は実家に住んでいましたが、母親と折り合いが悪く、
家に帰りたくないといつも言っていましたが、
僕も彼女との生活はとても楽しかったので、
気になりませんでした。
その後、彼女が妊娠し、結婚しました。
できちゃった婚でしたが、
僕の両親も友人達も祝福してくれて、
彼女の両親もお姉さんもとてもいい人で、
結婚生活も特に問題はなく、
その後、子供も無事に産まれ、
彼女に良く似た可愛い女の子でした。
周りからも
『奥さん似でお前に似なくて良かったな』
とからかわれましたが、
確かに僕に似たら美人には
ならないだろうから良かったと思っていました。
娘が2歳になって、保育園に預けて
妻は仕事に出るようになりました。
出産前に勤めていた会社に戻り、フルタイムで働くと。
子供も小さいし、
そこまで働く必要はないんじゃないかと話したら、
妻は離婚して欲しいと言い出しました。
青天の霹靂とはこういう事をいうのでしょうか。
何かケンカをしたわけでもなく、毎日は順調でした。
僕は会社から振込まれる給与はほぼ全額
家に入れていましたし、
タバコも酒もやめました。
毎日、会社から真っ直ぐ帰って来て、
育児や家事にも協力していました。
離婚する原因など何もないような気がしていました。
納得がいかなくて、離婚はできないと言うと
次の日娘を連れて家を出て行ってしまいました。
電話をかけても留守電、実家に電話しても
帰って来てないと言われ、
何がなんだかわからずに悩みました。
悩んで、悩んで頭がおかしくなりそうでした。
食事も喉を通らず、一週間で体重が五kgも減りました。
あまりに辛くて母に相談したら、
母が花凛先生のことを教えてくれました。
電話をかけたら予約は3年後と言われ、
そんなに待ったら死んでしまう。
すぐにみてもらえないのか、と相談したところ、
萌音先生なら今日みてもらえると言われ、
予約をお願いしました。
鑑定料金をカードで決済し、
時間になったら言われた電話番号に電話をしました。
萌音先生は声優のような声でハキハキとした
明るい感じの方でした。
妻がなぜ離婚したいと言っているのか、家を出て
今どこにいるのか、僕の何が悪かったのか、
どのように改善すれば妻が戻って来てくれるのか
と言いました。
わかりました。では、みてみますね。
と言って、何かカードのようなものを
シャッフルしているようでした。
『ハッキリ言っても大丈夫ですか？』
はい、大丈夫です。お願いします。
『奥さんの後ろに長髪の若い男性が視えます』
・・・・
やっぱりそうか。
働きに行くと言っていた時からイヤな
予感はしていました。
『今はマンションのようなところで
お子さんと二人で暮らしていますね』
実家に帰ってないというのは本当だったんだ。
しかし、急にマンションなど借りれるはずないし、
かなり前から準備をしていたのだろうか。
『あなたは何も悪くない、
何を改善しても奥さんは戻って来ませんね、残念ですが•••』
他に好きな男が出来たから離婚したいと言っているのか。
理由はそれしかないと予想はしていましたが、
ショックでした。
じゃ、子供は？せめて娘の親権は取れないでしょうか？
他の男と付き合ってるなら、
子供はこちらで育てたほうがいいと思うのですが！
『娘さんはあなたの子供ではないという風に視えてきます。
違ったらごめんなさい、
奥さんは結婚前に付き合っていた男性の子供を
産んだのではないでしようか？』
☆×？⚫︎‼︎△⁇
頭が混乱して、一瞬気を失いかけました。
回らない頭をフル回転して
萌音先生の言ったことをまとめると、
妻は結婚直前か結婚後も他の男と付き合っていた。
でも僕と結婚した。
子供は他の男の子供で、僕の子供ではない。
妻は子供とマンションに住んでいて、
僕と離婚する意思は固い。
ということだと。
では、なぜ僕と結婚をしたのか？
『お母様にちゃんとした人と結婚して欲しいと
言われたからじゃないかしら？
この彼という人はフリーターみたいな感じの人だから。
あとは、彼のほうにも結婚する意思がなくて、
経済力がないから無理だと思ったんじゃないかな？
でも、奥さんは彼の子供を産みたい、
そこであなたと結婚して彼の子供を産む計画を
考えたのかも知れない。彼女も出産ギリギリの年齢だったしね』
あまりの驚きに言葉が出なくなりました。
娘が僕の子供じゃない？
そんなことあるんでしょうか？
先日ネットで元光ＧＥＮＪＩの大沢樹生さんがそんな感じで
ニュースになっていましたが、まさか・・・自分が？
電話を切ってからしばらくボーっとしていました。
そして、娘の写真を見て、萌音先生の言葉を思い出しました。
確かに僕に似ていない。
他の男の子供かも知れない。
でも、信じたくない。妻
が初めから僕を騙していたなんて
信じたくなかったんです。
その日は一睡もできませんでした。
次の日、彼女の実家を訪ね、
妻のお母さんにことの一部始終を話しました。
お母さんは青ざめて、顔を手で覆い、
ガクガクと震え出しました。
お母さんのこのリアクションだけで何か
全てわかったような気がしました。
お母さんの話によると、
妻は僕と付き合う前に年下の自称ミュージシャンと
付き合っていたそうです。
年齢的にも結婚を考えられる人と付き合って欲しかったので、
その彼との付き合いを反対したところ、
妻との関係が悪化し、
その後、僕と付き合い子供が出来たから
結婚すると妻から連絡があった。
良い人と結婚して子供も産まれ、
本当に良かったと家族も思っていたと。
「お母さん、お願いがあるのですが。
その前の彼の写真があったら見せてもらえませんか。」
そういうと、お母さんは二階に上がっていき、
すぐに戻って来ました。
それは彼のライブのパンフレットのようでした。
この真ん中の人がその人です。
色白、大きな目、茶色の長髪、
ハーフのような顔立ちでした。
娘に似ていました。この男が娘の父親・・・
お母さんはずっと泣きながら
ごめんない、ごめんなさいと言っていましたが、
正直もう何も聞こえなくて、余裕がなくて、
家に帰って、頂き物のワインを開けて
ラッパ飲みをして、気づいたら床の上に倒れていました。
悔しくて悲しくて、今まで味わったことがない
苦しみです。ずっと野球ばかりに夢中で、
僕に恋愛経験がないからこんなことになったのでしょうか？
萌音先生、先生の言ったことは当たっていました。
信じたくないないけど、多分全部その通りなんだと思います。
『奥さんは初めはお母さんに言われたから、とか、
どうしても彼の子供を産みたかった、とか、
そういう利用しようという気持ちであなたと
結婚したんだろうけど、生活をしているうちに
あなたの優しさや居心地の良さを感じ、
騙していることに罪悪感が出てきたんでしょう。
私が視た感じ、
奥さんは彼とは結婚しません。
お子さんが産まれたことも彼は知らないし、
会ってもいません。
奥さんは1人で子供を育てていくことになると思います。
あなたが自分の子供ではなくても受け入れることが
出来るなら、すぐには無理でも、
いつか奥さんと復縁できるかも知れません。
このまま縁を切ったとしても新しい相手が出てきます。
今年の冬くらいに出逢いがありますから、
どちらにするかゆっくり考えてみたらいかがでしょうか。』
萌音先生の言葉を毎日思い出しています。
教えていただいたアロマオイルを買ってきて部屋に炊くと
気持ちが少し落ち着きました。
どうするか先のことは考えていません。
このまま別居をしながら考えてみようと思います。
とにかく、初めての鑑定は衝撃的過ぎて、
想像を越えていました。
このような能力がある方がいるのだという驚きと、
出会えたことに感謝しています。
僕のメッセージが何かの参考になるかはわかりませんが、
皆さんに読んでいただいて、
こんなやつもいるんだなーと思ってもらえるとありがたいです。
最後に萌音先生、コールセンターのスタッフの方、
ありがとうございました。