こんにちは、花凛です。


先日、りこさんから下記のようなコメントをいただきました。


コメント、とても参考になりました。
コメントで、鑑定士さんのアドバイスの仕方については理解できました。

質問があるのですが、
恋愛についてですが、去年、鑑定していただいた時に、

その彼と今年の4月には結婚できますといわれましたが、

いざ4月になってもその気配は全くなく過ぎてしまいました…


私に何かたりなかったのかもしれないと、鑑定を受け、

その鑑定では、半年後には叶いますと言われ、

あなた自身すべきことはないと言われました。

結婚について、彼に言ったりしてはダメとも言われました。
彼を信じて待っていて良いと言うことなのかもしれないのですが、

全く結婚に向かう気配もなく、彼と3ヶ月会えてもいません。


このような場合は、どのように受け止め、行動したらよいのでしょうか。
鑑定していただいてから、もうすぐ2年経つことになり、

好きな人と結婚できるなら、待ち続けますが、

自分にはみえないことなので、とても不安です。

このような場合の、こちらの受け止め方など教えていただきたいです。

こちらからのコメントが上がるのに時間がかかるようですが、

是非、返信いただきたくよろしくお願いします。


この場合、鑑定していただいた先生に聞いていただくのが

一番かと思いますが、

私の見解でお話をさせていただきますね。


正直、りこさんと彼が半年以内に結婚するように私には視えません。

ただ、鑑定士によってそれぞれ鑑定理論が違いますので、

正確な回答ではないかもしれませんが、考えられるのは、


1、結婚できないとはっきりいってしまうと

りこさんがショックを受け、日常生活に支障が出たり、

健康を損なう恐れがあるため、

りこさんの守護霊が言わないでほしいと止めている場合。

この場合、他に良い異性が現れるなど、

りこさんにとって良いことがある時期まで本当のことを

言わないケースです。

少し違いますが、クライアントさんのお母様がサロンに来て、

〇○日に予約をしている娘に本当のことを言わないで下さい。

なるべく良いことだけいって下さい。などということもあります。

これは私は断わりますが。

2、鑑定した時にはそのように視えていたが、その後

霊障や生き霊、先祖問題、呪いや魔術などで

妨げられている場合。

これは例えば相手の奥さまの生き霊が来ていたり、

誰かが霊能者に頼んで、りこさんと彼が結ばれないように

縁切りをしているなどのケースです。

この場合、除霊や浄霊ができる先生に

再度鑑定していただいたほうが良いかもしれません。


3、今のタイミングで結婚した場合の未来がりこさんにとって

非常に不幸になる可能性が高いため、りこさん側のご先祖や

守護霊様が止めているケース。


このケースで私のお客様で実際にあった例をご紹介しましよう。


ある女性が不倫の相談で私のもとに訪れました。

彼女は30歳、相手は42歳の方でした。


彼女は彼とどうしても結婚したい、

奥さんと別れて私と結婚するから待っていて欲しい

と言われているけど信じてもいいのか、結婚できるかを視て欲しい

という相談でした。


透視をしてみると、、

確かに彼は彼女と結婚する意志はありました。

しかし、奥さんが専業主婦で仕事をしていないこと

子供が二人いて、二人ともまだ小学校に入る前で幼いこと

などの問題があり、なかなか離婚に踏み切れないという

彼の気持ちも視えました。


でも、彼が強引に進めれば離婚はできるし、彼女とも結婚できる

でも、そのあとが想像を絶する不幸が待ち受けているという風に

守護の方がおっしゃったのです。


私はそのまま彼女に伝え、彼とは結婚できるけれど、

それはあなたにとって幸せな結婚ではないから

やめた方がいいといいました。


私はよほどのことがない限り、本人が望んでいて、またそうなる可能性が

高いことに対して反対することはない。

でも、今回だけはやめて下さい。

と伝えると、彼女は泣きだしてしまいました。


彼女の職場に彼女に想いを寄せている同期の男性がいて

誠実でやさしい人だから、その方を選んだほうが幸せになれる


ということも伝えましたが、彼女は納得してくれませんでした。

このブログで同じような境遇にある方ももしかすると彼女と同じように

思うかもしれませんね。


その後、彼女は私ではなく、他の鑑定士のところに行くようになりました。

その鑑定士は彼女の望む通りのアドバイスをしていました。

もちろん、結婚後には精神的にも経済的にも大変になるということも

伝えた上で、それでもいいと彼女が言ったからそうしたのでしょう。


その後、彼は奥さんと離婚し、彼女と結婚しました。


しかし、ここからが守護の方がいう想像を絶する不幸

はじまりだったのです。


奥さんは離婚の話し合いの間からうつ病になり、

子供二人を引き取って育てる予定でしたが、


ご主人を若い女性に取られたショックと、

この先、幼い子供二人を一人で育てて行かなくてはならない不安。

養育費や慰謝料はもらえても仕事をしたことがなく、

将来的に仕事をしていくことができるのかという不安などにより

彼名義のマンションで自殺してしまいました。


当然、二人の子供は彼と彼女が育てるしかありません。

子供を産んだことがない彼女が母親を失った傷をかかえた子供を

育てるのは容易なことではありません。


さらに、彼名義のマンションは事故物件ということになり、

売るにも相場よりかなり安くなってしまいます。

だからといってそこにそのまま住むということも近所の目や

気分的に難しいため、安くても売却するという結論になり

そのため、ローンは多額に残るということになってしまいました。


彼と一緒にいられるならどんな苦労にも耐えて行く


そういっていた彼女でしたが、

奥さんと彼の子供二人を育てること

金銭的に余裕がないこと

だけで、いっぱいいっぱいだったのではないでしょうか。


でも、さらに不幸は続きます。


彼女は銀行員で窓口業務をしていましたが、

そこに亡くなった奥さんの身内が頻繁に来て


『人殺し!お前のせいで娘は死んだんだ!』

『この女は人の亭主を略奪するような人間だ!』

など、言われるようになりました。


職場でも噂になり、窓口業務から裏方の事務のほうに

異動になりました。


しばらくして、精神的にボロボロになった彼女は

再度、私のもとを訪れました。


自分が間違っていた、と。


彼女は10代の頃からずっと子供を産みたいという夢がありましたが、

彼に言ったところ、

既に二人いるし、経済的にも無理だ

と言われたようです。

確かに彼の言う通りですよね。


彼女は彼と別れて

前に私がすすめた同じ銀行の同期の男性とつきあって

もう一度結婚を、人生をやりなおしたい、子供を産みたい


と言いました。

しかし、同期の男性はもうすでに付き合っている女性がいて

彼女とお付き合いすることはないように視えました。


私は彼女に守護の方はこういう風になることがわかっていたから

彼との結婚はやめるように言ったんだと思います。


でも、それでもどんなことがあっても乗り越えて頑張るといって

結婚したのはあなたです。

彼だってあなたより今、ずっと辛い思いをしています。

それでも、あなたのために一生懸命頑張っている

その彼を見捨てるようなことをして幸せになれるとは思えません。


明けない夜はありません、今は辛くても自分で決めたことなのだから

二人で頑張って乗り越えていって下さい。

その先にはきっと幸せがありますから。


そう伝えると、

そうですよね、彼を信じて頑張ります。


と彼女は帰っていきました。


このケースはかなり極端な話ですが、結婚後に

色々な問題が起こるということは実際あるのです。



4、単に鑑定した鑑定士の予測違いというケース

霊感・霊視の鑑定の場合、現在の状態から未来を予測するので、

ズレがでる可能性はあります。

的中率が高いと言われる先生でも100%ということはありません。


これは名医と呼ばれる先生でも治せない病気もあるでしょうし、

今の学力なら99%受かると学校や塾の先生に言われたとしても

本人が試験前に体調不良になり、万全の状態で試験に臨めなくて

まさかの不合格ということもありえるということと同じです。


占いはあくまで参考として最終的には自分で決めていって下さい。

依存しすぎないこと、うまく利用して下さいね。