先日、洗足学園音楽大学ミュージカルコースを卒業いたしました。🌸
4年前の4月1日。
新元号の令和が発表された日。
慣れないスーツに身を包み、新しい環境にドキドキしながら入学式に臨みました。
懐かしい…!!!!!!
さっきの写真と見比べると、なんだか自分の成長も感じます。
高校を卒業してからの進路を決めるとき、両親が親身になって、私のやりたいこと、私がどうしたいかという意見を尊重しながら相談に乗ってくれました。
私が「音大で一から学んでみたい」と言ったときは両親は驚いたと思います。
将来、自分がどうなりたいかを考えたときに、やはりミュージカルや舞台やお芝居というのが一番やりたいことでした。
その中でも特に、自分の歌の幅を広げたくて、ミュージカルでの発声の仕方や歌い方をしっかりと基礎から学んで強化したいという思いが強くありました。
そんなときに、洗足学園音楽大学の存在を知りました。ミュージカルの第一線で活躍されている俳優の方々が卒業されている大学です。
オープンキャンパスや受験前の体験ボイトレレッスンを何度か受けていくなかで、その専門的な授業内容にとても惹かれました。
あとは何より、自分の好きなことで溢れている大学なので、すごくワクワクしました。
でも正直、この大学に入ることは、とても勇気のいることだったし、大きな覚悟が必要でした。
自分の将来の道を大きく左右する決断だったので、ギリギリまで悩んでいたのを覚えています。
それでも両親が、かりんがやりたいと思うなら応援するからしっかり学んできなさいと、背中を押してくれました。
1年生の頃は、キャンパスに通えていたのですが、2年生の頃にコロナ禍になってしまい、授業を受けるのにも色々と制限ができてしまって、厳しい時期もありました。
舞台との両立をしながらの大学生活は思った以上に大変で、苦労したこともありましたが、先生方や同期の仲間が支えになってくれました。
舞台出演が決まりましたと、先生に報告するたびに、すごく喜んでくださって、頑張ってねと応援してくださいました。
家族はもちろん、先生方や同期のみんなに支えられて、恵まれた環境で専門的な知識や実技など、得るものが多かったですし、自分自身、入学前よりも大きく成長できたのではないかなと感じています。
この4年間、大学生活を送りながら舞台に立たせていただく中で、お客様から「歌い方が変わった」「お芝居が上手くなった」というお言葉をいただける機会が増え、大学で学んだことも活かせているのかなと嬉しかったです。
ミュージカルコースの歌やお芝居やダンスの授業以外にも、副科で今後の自分の役作りに活かせそうな授業も履修してきて、その勉強もとても楽しかったです。
卒業まで本当にあっという間でしたが、すごく充実した4年間でした。大学に通わせてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も4年間で学んだことを活かして、精進していきますので、応援よろしくお願いします!