みなさま、こんにちは。
立春を待たずして、赤と黄色のツートンカラーのチューリップを活けました
額草（紫陽花）、チューリップ、ヒペリカム、スイートピー、シャガの葉。
シャガは山林や丘の陰地の斜面に群生し、剣状の葉が一方向になびく「片なびき」と呼ばれる姿が素敵です。
なんと言っても、見どころは光沢のある鮮やかな緑色。
葉をバラして一枚ずつ丁寧に生け込むと、藪に自生する野趣あふれた印象から優雅で洗練された印象に変わります。
都会的な花と合わせるにはこの方が良いのかしら…。
やや下向きに咲くスイートピー。
最初は丈を生かして高く活けてみましたが、翌日チューリップが頭を立てたので一本は足元へ移動させました。
赤いチューリップに白いヒペリカム。グッドセンスなお花屋さん
良いお色です。
不二家のミルキーみたいですねっ
春の到来を感じさせる芽出しの紫陽花
壁には松と共に活けていたデンファレを氷柱の花入れにいれてラフな感じに。
（デンファレ、スノードラゴン）
ふすまを開けて床の間を見た夫が、「もう、すっかり春やなぁ～
」。
季節先取りの生け花で、お部屋にどんどん春を呼び込みましょう
時折、生徒様と同じ花材を発注して自主トレ。
皆様がどんなところに戸惑っていらっしゃるのかを知るために。
真っ直ぐな額草に頼りなさを感じたり、葉のないスイートピーに苦戦されたり、シャガの葉の扱いに悩まれたり…。
今月は少しレベルアップ
色んな声を受け止めながらのお稽古でした
今日も冷えますね
みなさま、引き続き素敵な午後をお過ごしくださいませ
本日もご覧いただきありがとうございました。
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