作詞=恋人
風邪が治らないままですが、作詞について、いくつかメッセージをいただいたので、それについて書きます
わたしは、ミクロネシアにあるポンペイ、今はポナペと呼ばれている島で幼少期過ごしました。
あっ、でも、日本人だから!!
そこは、英語圏だけど、一応英語圏という感じで地元ではポナペ語、ヤップ語・・・とにかく日本語ではなかったので、3歳から行っていたわたしは帰国後、日本語をママから猛特訓されたんですね。
でも、日本に帰ってきてからがとても大変でした・・・
日本語って難しい、多分一番難しい。
歯が痛いはが が いたい だと思ってたし・・・・。
それで、絵本がとても好きになったのかな?
言葉の意味がわからなくても、絵だけで伝わってくる何か。
言葉の大切さ、ある意味、言葉の不必要さを知りました。
なくてはならないものだけど、言葉にも重みがちゃんとあって、その言葉を使う、放つ人の人生観が滲んでくる。
だから、本当に言葉が好きなんです。
基本的に男女感でも、言葉が伝え合える間はそれだけ、本当にそれだけでいいと思っている派なので 笑
手をつないだり、そんなことより人間として生まれてきたんだから、言葉を大事にしてほしいです。
わたしの場合は、言葉を大切にしたいと思った延長線上に作詞家というステキな職業があったのかもしれないですね。
それに歌の歌詞の場合って、詞が立体的になるじゃないですか?
わたしの言葉でしかなかったものが、一人歩きする瞬間であり、一個人の感情が、誰か会ったことのない人の生活の中に解け込んで、共感が生まれたり・・・
わたしはAという想いで詞を書いても、受け取る人はBというような受け取り方をするかもしれない、だから、なるべくわたしからでてきた言葉にも制限をかけたくない。自由に受け取ってもらいたい。
きっと、これから先、身体を体力もそうだし、衰えていってしまう一方だけど、心とか想いって一生成長しつづけると思うんです。
だから、紙と鉛筆がある限り、ずーーっと続けていけるんですね
いつか言葉がなくても伝え合える日が来るかもしれないけど、それまでは続けていきたいですね。
Kaselehlia -ポナペ語で「ありがとう」