先月、夫の転職が決まり、隣の県に引っ越しすることに。私はこれまで産まれ育った県以外に住んだことがなく、初めて県外にお引っ越しします。
この度の転職に関しては夫婦で話し合って望んだこと。引っ越しと言ってもそんなに遠くじゃないし、ちょこちょこ帰ってくることもできる。
この頃はコロナで、地元の友達とも全然会ってないし、ちょっと遠くなるくらいなんてことないと全然気にしてなかった。
が、母に話すと、転職が決まったこと自体は喜んでいたけれど、とても寂しい様子で。
「一つだけ心配なのが、南海トラフよ
この3人がいなくなると思うと涙が出てね
」
![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
と、妄想が先走って今生の別れのようなことを言われました![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
「そんな大袈裟な
もう死ぬみたいなこと言わんで~
」
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/616.png)
![ゲラゲラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/077.png)
と、その時は笑って一蹴したけれど。
今は実家まで車で15分の距離。思いつきでふらっと帰ることもできるけど、そうはいかなくなる。それだけは不便になるし、寂しいは寂しいんだよなー。
母の想いに触れ、私も一気に寂しさが込み上げてきて…頭ではわかってて平気なんだけど心がついてこない。1月後半は、そんなちぐはぐな情緒不安定な感じになってた![しょんぼり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/076.png)
![しょんぼり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/076.png)
いつも行ってた近所のスーパーも公園も、あと何回行けるんだろう。
息子が「かえらん
」と駄々をこねた公園も、「また来ようね」って説得して帰ってたけど、その「また」はもうないかもしれない。
![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
今の部屋も、部屋の前の廊下も階段も、保育園へ通った道も、いっぱい想い出がつまっていて。だけどもう来ることもなくなるだろう。
何だか突然余命宣告をされたような気持ちになって。この何気ない日常が本当に幸せで、大切で、かけがえのないキラキラ
した時間だったのだと、カウントダウンが始まっていたことに、はたと気がついたのです。
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
今この一瞬一瞬を大切に生きていたい。そんなことを考えていると、ずっとこの街で幸せな時間を過ごさせてもらってたんだなと、ますます泣けてきてしまって
一人でこっそり寝る前に涙ぐむ日が続きました![ぐすん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/061.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/063.png)
![ぐすん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/061.png)
そんなある日、夢を見ました。
誰か知らない人だったけど、目の前にある建物の横を指差して、「私の幸せはここにあるんだ」って私に言うのです。
「んん?
」
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
そこには何もなくて、私にはただ地面があるようにしか見えず、
「何もないですよ。そこには幸せなんてないですよ。」
と言ったところで目が覚めました。
その瞬間、あ!そうか、幸せって自分の中にしかないんだ
って直感的に感じたんです。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/031.png)
想い出の場所や品、人、写真、言葉…それらは幸せが入ってる引き出しの取っ手にすぎなくて、その幸せな感情は私自身の中にいつもあるんだ。どこに行っても何をしてても私の幸せは変わらない。
きっとあの夢に出てきた人も私自身だったんだ。私の幸せはここにあるんじゃない。場所に縛られてなんかいない。どこに行っても大丈夫![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
その日から頭に心が追いついて、スッキリ晴れやかな気分に。
母も同じように寂しい思いをしてたんだな、大丈夫かな?と少し心配しつつ、また実家に行ってみると、私の引っ越し先の観光ガイドブックを既に購入してました![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/059.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/059.png)
ゴールデンウィークには帰って来るよと言うと、「え
」って遊びに来るつもりだったのか…
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
何この立ち直りの早さ
まだまだ母にはかないません。
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/064.png)