今月から幼稚園に通い始めた息子。
 
 
 
 
 
そろそろ慣れてきたかな?と思いきや、朝、登園を嫌がるようになった。
 
 
 
 
「あたらしいえん、こわい。まえのえんがいい!いかない!おーっ!
 
 
 
 
怖いのか…うーん、どうしよう。
 
 
 
 
確かに、慣れ親しんだ園の方が居心地がいいもんね。大人だって環境が変わると緊張もする。不安や恐怖を感じるのは当たり前のことで、ちゃんとそういう危機回避機能が働いている証拠なのだ。
 
 
 
 
 
毎朝、一瞬「あ~やっぱり嫌なのか。」と。困ったなと感じてしまうけれど、それでいい。ちゃんと本当の気持ちを言葉にして言えるって大事なこと。
 
 
 
 
 
息子よ、よく言ってくれた!偉いよ!ママはうれしいよ笑い泣き
 
 
 
 
「そっかぁ、こわいんだね。こわいよねぇ。」
 
 
 
「うんぐすん
 
 
 
「ぎゅーしようニコニコ
 
 
 
 
実際は10分くらいやり取りして、カバンを投げてわめいたり、グズグズして。こっちも「行こうか?」とか、「何が怖いの?」と言ってる間は「いや!」としか反応しない。
 
 
 
 
最終的に、ただ「こわい」という感情に寄り添って、ただただ受け止める。ぎゅーって抱っこしてじーっとしていると、
 
 
 
 
「いく!」
 
 
 
 
と突然言って、自ら靴を履き始める。
 
 
 
 
その後は何もなかったかのように普通の会話して行くんだけど、別れ際にはまたちょっと泣いちゃったりする。
 
 
 
 
 
人って、こんな風に感情をしっかり受け止めて味わい尽くすことで、不安や恐怖を乗り越えて前に進んでいける。そうやって私もここまで成長してきたんだろう。
 
 
 
 
 
小さな息子は、いつも大きな大切なことを教えてくれる。ものすごく大きな勇気をくれる。