少し前に実家に行った時、息子と母と3人で近所の小高い山に散歩に行ったことがあった。




広い車道を歩いて登っていたら、細い近道できそうな脇道を見つけました。





私と母が、「こっち行ってみようか?」





と、脇道に進もうとすると、息子が激しく




「いや!!!おーっ!」と拒否。




大人の私達からすれば、脇道もどこか開けたところに必ず出るし、危害を与えられるような動物なども出ないだろうし、そういったことを経験上知っているのでなんてことない。




だけど、息子にしてみれば開けた明るい車道に比べて、木が生い茂る暗くて細い先の見えない道は、不安でしかなかったんだろう。




そしてその不安は、「こっちに進む」と認識した瞬間に感じるもの。進まないと思っていた時には、いくら目の前にあっても不安は感じないのだ。




そう、暗い脇道なんて人生には無数にある。




自分は進まないけど、誰かが進んでるのを見ると、「大変だなぁ」「すごいなぁ」と思ったりする。そこに不安は感じない。




だけど、いざ自分がそっちに進もうと思った時、途端に不安を感じることになる。





過去に、引き寄せとは、「行きたいところに行くということ」という記事を書いた。

下矢印コレです。





自分がここに行く!こうなる!と思ってフォーカスすると、不安がもれなくセットでついてくる。




初めて進む道だったり、あまり情報がなくてわからないことが多いと不安も大きくなる。




望む望まないに関わらず、焦点をあてたもの、フォーカスしたものが引き寄せられて現実化する。




つまり、不安を感じること=引き寄せていることとも言えるんじゃないかな?






これを妊活の場面に当てはめてみると…





もしこのまま妊娠せずに子供を授からなかったら…



その状況に耐えられるかな?周りの人はどんな反応するかな?どういう人生を送るのかな?




という不安を強く感じるのか。




もし妊娠して子供が産まれたら…




その状況に耐えられるかな?周りの人はどんな反応するかな?どういう人生を送るのかな?




という不安を強く感じるのか。




おそらく、より強く不安を感じる方の結果を引き寄せてる可能性が高いと思う。そっちの道に進んでるということだから。




心の奥底の本心で「妊娠しないだろう」という信念があれば、その現実を引き寄せて、そっちの道に進んでいるから妊娠しなかった時の不安を強く感じる。




逆に「妊娠するだろう」とどこかで信じていれば、妊娠した場合の不安を感じるのだ。




どっちの不安をより強く感じているかで、自分が何を引き寄せているかがわかる。




望まないものに不安を感じていたら、「ハッ」と気付いて望むものにフォーカスし直す。




望むものに不安を感じていたら、そのままフォーカスし続ける。




不安は感じても、それは大抵未経験で知らないから感じているだけのことが多い。




ゆっくりでもいいから信じて進んでみる。




不安のドキドキと、楽しみでワクワクするドキドキは紙一重。身体の中で起こっている反応は実は同じと聞いたことがある。




本当に魂が望むものに感じる不安は、「嫌だ!」とネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに冒険として楽しむことができるはず。




不安として「嫌だな」という感情を感じていると嫌な現実を引き寄せるので、そこにワクワクを感じて「どうなるか、お楽しみ音譜」という姿勢で冒険してみる。





本当に命に関わるような、例えば車が蔭から出てくるかも?というような不安に飛び込むのはしない方がいいけれど、大体は思いこみで作り上げてる幻想で、何とかなることだったりするんだよね。




私に子育てできるかな?とか、やってみないとわからないような不安は「お楽しみ音譜」ということで飛び込んでみる。









改めて、1人目を妊娠した時のことを振り返ってみる。




うーんえー? あの時は望まないものとして、今妊娠したらどうしよう?って不安を強く感じてたびっくり




不妊治療諦めて就職活動してて、面接受けたりしてたから、




「もし今このタイミングで妊娠しちゃったら、どうしよう?会社に何て言えばいいの?やっぱり採用は辞退することになるのかな?」





とか、めちゃめちゃ詳細に不安のシミュレーションしてましたウシシ





生理来なかったらどうしようガーン いつのタイミングで検査薬して、婦人科に行こうか?とか、面接の日に妊娠わかったらどうするべき?とか。それはそれは細かく具体的にフォーカスしてた。





あれだけ治療しても妊娠しなかったのに、妊娠したら困るアセアセとなると、なぜか妊娠する前提で考えるようになるんだよね。






結果、就職して仕事始めた直後に妊娠。確かに、妊娠したら…の妄想はめちゃめちゃ具体的に細かくしてた。ただし、望まないものとして。




そして仕事始めたばっかりで、会社に何て言おう?っていう懸念は現実化しました。ま、何とかなることだったので全然大丈夫でした。





よく、諦めて旅行に行く計画を立てたら妊娠してしまって行けなくなったとかいう話も聞くけど、似たような感じかも。





望まない妊娠をする人も、同じ原理で「妊娠したら困るんだけど!」って強くその不安にフォーカスしちゃうから妊娠を引き寄せるのかもしれない。





不安をお楽しみ音譜に変えて~なんて書いたけど、不安としての方がきっと人間は強く感じてしまうので、引き寄せ力は強く働くのかも。





望まないものとして、不安で引き寄せる…





ちょっとした裏ワザかもしれません。ただし、困ることもセットで引き寄せちゃいますので注意が必要ですイヒ