不妊治療をやめた私は、何か新しいことをしようといろいろ画策していた。
そんな時、ある人に出会う。彼女はタロットが出来る人で、こんなことを教えてくれた。
生年月日(西暦)の数字をバラバラにして足す。
例えば…1975年10月9日生まれの場合
1+9+7+5+1+0+9=32
21以下ならその数字、22以上になったら更に21以下になるまで足す。
上の例の場合、32をさらに足して
3+2=5
こうして出た数字は、その人の人生の課題、テーマで、何のために産まれてきたのかを表しているとのこと。
私は「3」だった。タロットで「3」は、女帝のカード。
女帝のカードの意味するものは…
母性、愛情、豊かさ、子孫繁栄、結婚、妊娠、出産、実り、包容力などなど
このカードに描かれている女性はザクロ模様の白いマタニティドレスを着ている。
つまり、この数字が「3」の人は、母親の愛、母性を勉強するためにこの世に産まれてきたと。
んんん???でも、私は子供いないし、出来ないんですけど?
と聞いてみた。
この「3」の数字を持つ人は、母親になることが課題だから、敢えてそれが簡単には達成しにくい人生、環境だったりするんだと。
ふむふむ、納得
そして、「3」を持つ人の母性愛は、血縁なんていう小さな枠にとどまらない、誰にでも、なんなら人間以外でも無償の愛を捧げられる程だからね。と。
わー、話が何だか一気に壮大になってる
何そのマザーテレサ的な感じは。それとも、新宿の母的な?占い師にでもなろうかな。笑
それはさておき、そんなことを教えてもらったおかげで、私の人生はそういう人生なんだな、持って産まれた宿命通りに生きてきてたんだ、やってきたことは間違ってなかったんだなと納得することが出来た。
確かに私は妊活においても、それ以前もだけど自分の母親との関係にずっと向き合ってきたし(決して毒親ではなくいい母ですけどね)、それは避けられないことだった。
そう言われて妙にしっくりきた。何か一つ、大きな答えを見つけたようで。区切りがついたというか、節目だったんだと思う。
そして、もしもこの先自分の子供を授からなくても違う形で「母になる」ことも出来るんだと嬉しく思った。
でも占い師にはならないけどね