不妊治療を始める前は、
「出来ることをやるだけ、なるようになるし、なるようにしかならない。悩んだところでどうにもならないことはどうにもならないんだから」
と、当たり前のように思っていた。
確かに、それはそうだ。何も間違ってない。
だけど、いざ治療を始めてみると毎月の結果に一喜一憂、ジェットコースターのように感情が揺さぶられる
なるほど、こういうことなのね。これが不妊治療というものか。実際に経験してみないとわからないってこういうことかってよくわかった。
不妊治療を始める前には全くわからなかった。
だから、不妊治療をしたことない人には治療のつらさなんてわかるわけない。わかって欲しいと思うことが間違ってる。逆を言えば、治療せずに子宝に恵まれてる人の気持ちは私にはわからないんだと思う。
つらい気持ちに共感したり、寄り添うことはできる。けど自分以外の人の気持ちはわかるわけない。だってその人の人生を経験できないから。でも、だからこそ自分の人生、生きる価値がある。