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 優しい子、繊細さんは今の時代生きてくのが大変だと実感しました…









長男はいつも通り6人のお友達と一緒に元気に登校していきました。


すると途中でそのうちの2人が走って先に行ったそうです。

その2人を長男が追いかけたところAくんが激怒。


「一緒に行ってるのになんで先にいくん?今日からお前は遊びに入れてやらないからな。鬼ごっこも1人だけ入れてやらない。死ね!」と長男に言ったそうで長男大号泣。校門から中に入れなかったため先生方がフォローしてくれたそう。




「あいつ置いていこうぜ」と故意に、しかも常習的に置いていく側のAくん。なぜ先に行った2人ではなく、長男にブチギレそこまで言わないといけないのか…


いつも置いていかれる子が可哀想だから〜と、Aくんは先に行っても1人お友達を迎えに回る長男。そんな長男に対してその言い方はなんなんだ💢と私ははらわた煮えくり帰りそうになりました。

A許さん。自己中すぎるやろ。いつも置いていくくせに、何を偉そうにムキー



この話は先生と知人、長男から聞いていましたが、長男がこの話をし終えた後にポツンと言ったんです。




ぼくにはおともだちがいないの



と。




毎日楽しい楽しい言いながら小学校に通っていたから、その発言にびっくりしました。理由を聞くと、



死ねとかバカ、くそ、足が遅い、うそつきとか毎日言われる



と。

そしてボロボロ泣き始めました。


喧嘩しているお友達の仲裁に入ったら犯人、うそつき呼ばわりされ、Aくんからは頻繁に死ね、クソ等と言われるそう。自宅に遊びにきた時もかなり汚い言葉を使っていたし、普通に死ね死ね言ってたから想像がつく。

 


みんながぼくのことを嘘つきっていうからお友達がいないの



という長男の言葉に涙が出ました。

元々Aくん家族には迷惑していたのもあって、我が子が暴言吐かれてハブられてるのが親として耐え難い!この現状に今から怒鳴り込みに行ったろうか…てぐらい私は怒り狂った。





けれど旦那は冷静で、前回の担任の先生のミスによるトラブルとは違い、こども間ということで解決の手助けはしない様子。その代わり、長男の話を聞いてずっと抱きしめてあげてました。



その姿を見て私も冷静になれた。

これから先、全部親が助けていては長男のためにはならない。

理由もなく暴力を振るう相手には私も長男を守るために動いたけど、暴言はいけないことだけど一概にクラスのお友達が悪いとは言えない。

朝お友達が迎えに来てくれるし、放課後は遊びに来てくれる。出会ったら声をかけてくれるし、いじめられてるわけではないと思う。ただ最近一気に集中砲火を浴びたんだろうな…



感情の起伏が激しい長男。

臨機応変がきかずに周りに迷惑をかけることだってある。

視野が狭く気持ちの汲み取りが弱い。

そういう行動で周りが一歩引く気持ちもわかるから、長男には長男が今後意識して努力しないといけないことを伝えました。



暴言に対しては、Aくんには言い返しても良いと異例の許可を出しました。親としていけないアドバイスかもしれないけれど「あっそ、言ってる方がバカなんだよ」「勝手に言っとけば」「うるさいわ、黙れ」ぐらい言ってやれ!と背中を押しました。ただし、死ねと言う言葉は使ってはいけない事。友達と一緒になって言い返すのは駄目、言うなら1人で強気に言いなさい…と。

優しい長男は正直言えないと思うけど、このアドバイスをしたら少しキリッとした顔つきになってた。


普段から汚い言葉は使ったら駄目。嫌なことを言われたりやられても長男がやり返したら負け…と教えてきたから、それが長男を縛っていたのかな。


そんな綺麗事だけじゃ子供社会を生き抜けないよね。



先生に喧嘩してるのを伝えに行ったら、ウザい死ね呼ばわり。

喧嘩の仲裁に入ったらクソ、嘘つき、ハブり対象。



切り替えが早く、仲直りしたらすぐ遊び会える仲だとしても、言われたら傷つく。

関わるなと言っても間に入ろうとする長男もよくないんだけどね、、見て見ぬ振りができないそう

自分を守るためにも強くならないといけないよね…とつくづく。



1人になりたくないから、仕切り役のAくんに頑張ってついていかなきゃと考える気持ちもわかる。

だからこそ今は親が介入せずに長男に乗り越えてほしい。



これから色んな子と出会う。

中には全く合わない子もいるだろうし、一生の友もいるかもしれない。


喧嘩しないから友達

家で遊ぶから友達

とかそんな単純な仲じゃなくて、相手のことをいざとなったら助けたり守ってあげたいと思えるような人をいつか見つけて欲しい。いや、長男ならきっと見つかる…と、伝えたけど長男はまだちゃんと理解できてないだろうな。

それでも、これからも言い続けていこうと思います。



死ねと言う言葉に一回一回傷つくような子だけど、善悪がしっかりとわかる優しい子に育ったことはとても嬉しく感じました。