仮免許で路上教習のごとく、海外旅行で実地で使ってみる英語。

旅行スタイルによって旅行の難易度が変わってきます。
 
1.団体旅行
2.観光なしフリーツアー
3.個人旅行
4.細かい予定を決めない自由旅行
 
 
コーヒー
 

今回は「3.個人旅行」
 
 
英会話というよりはそもそもの海外旅行の難易度の話になりますが、フリーツアーと個人旅行(個人手配)の何が違うのか?
 
 
 
フリーツアーと個人旅行の違いは、
 

・予約窓口が1つか否か

・旅行会社のサポートがあるか否か

・空港送迎があるか否か
 

などが主なところです。
 
 
航空券を予約して、ホテルを予約して、というと、送迎がないだけでたいして違わないように思う人もいるかもしれませんが、飛行機が遅れたetc.何かあった場合の連絡窓口が、ツアーでないと、予約した窓口ごとに別々になります。
 
 
変更やキャンセルの対応も自力でやらなければなりません。
 
 
最近は予約変更やキャンセルを電話でなく、スマホアプリから出来ることも増えているので、昔ほど大変ではないかもしれませんが。
 
 
でも外資系航空会社だと細かい説明文が英語になってしまったりして、慣れていないとちょっと大変です。
 
(英語力そのものよりは旅行手続き慣れかもしれませんが)
 
 
 
 
そもそも航空券を買うところからして、海外旅行に慣れていないと分かりにくいかもしれない。
 
 
航空会社直販サイトのほうが自由度は大きいですが、旅行代理店を通すほうが選び方やルールは理解しやすいと思います。
 
 
JALやANAのような日系航空会社は説明が分かりやすいですが、外資系航空会社の日本語サイトだとあまり行き届かないことも多い。
 
 
 

あとは、ちょっと分からないことが発生した場合に、ツアーだと旅行会社の「現地窓口」があったりしますが、個人旅行だと質問先がありません。
 

JCBカードを持っている人はJCBプラザに行くとか、その他カード会社の窓口とか、何か手段はあるかもしれませんが・・・・・・。あとは民間の日本語案内所のようなものとか。
 
 
 
要するに、個人手配だと「自力度」が増えます。
 
 
 

英語を使う場面としては、フリーツアーで挙げたようなものの他に、「空港と宿の間の移動」が出てきます。
 

タクシーに乗れば荷物があっても簡単ですが、正しい場所に連れて行ってもらわねばなりません。
 

よっぽど大きなホテル以外は、ホテル名を言っても運転手さんが知らないことが多い。
 

また、似た名前のホテルが他にある場合は、ストリート名(通りの名前)を言わないと別のホテルと間違われることがあります。
 

なので、ホテル名だけでなく、番地を書いたり印刷したりしたもの用意するのがベストです。
 

スマホやタブレットの画面でも良いでしょうが、とにかく見せやすく、見やすい(文字が細かすぎない)ものを。
 
 
場所や時間帯によっては電車や空港バスなど、公共交通機関を使う場合もあります。
 
 
その場合はチケットを買うとかですね。
 
 
空港から市内への移動はガイドブックやネットで日本語解説ページがありますので、新しい情報をチェック。
 
 
 
 
そうだ、入国条件についても自分で調べなければなりません。旅行会社を使わない場合は、誰も教えちゃくれませんから。
 
 
パスポートは何か月残っている必要があるのか(残存有効期間)、出発前にどういう準備が必要なのか。
 
 
ビザが必要な国もあるし(例:オーストラリア)、ビザ免除でも事前手続きが必要な国々があります(例:米国やカナダ)。
 
 
 
 
 
 
路線バスに乗って観光!
駅がはっきり分かりやすい地下鉄よりも少しハードルが高いかもしれませんが、比較的行きやすい場所もあります。
ここはバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学。
構内にある人類学博物館(MOA)は、大学のバス停を降りてから徒歩で行けます。バラ園の向こう側、道路を渡ったところ。
 
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