劇団荒城さんがこの木馬館公演で挑んでいる、前代未聞、芝居1日4本、木馬館公演中芝居120本への挑戦
千穐楽まであと8本のお芝居を残すのみとなりましたが、
生半可な事ではありません!
生半可な事ではできません!
この数々の演目の貼り出しを見ているだけで、心から拍手を送りたくなってしまいます。
本日の夜のお芝居は、
勘太郎四番勝負の三と四
「花道一人旅」 前編・後編 でした。
そう、大衆演劇の舞踊ショーでもお馴染みの曲 「花道一人旅」をモチーフにしたお芝居。
私は、大衆演劇界の舞台裏、役者人生を描くお芝居なんだろうな~、と思っていました。
確かに物語は、
ある劇団があり (劇団とうもろこし )
そこにいる役者さん達の人生劇場。
さすが、演出、構成も凝ってた!
木馬の舞台に楽屋ができました!
たくさんの鬘ケース、衣装箱(もちろん衣装もすべて入っているリアリティ)
そして、劇団さんの日常を描く内容。
こちらも興味津々で観れました!
ですが、もちろんそのまま終わる荒城さんではありません。
こちらが予想する内容、展開なんぞにはなりません!
物語は予想を真っ向から裏切る構成、意外な展開の見事なエンディングでした
うなりましたよ~、そのお見事さに
このレベル高きお芝居をこなす大衆演劇の劇団さんを私は荒城の他にまだ観た事がありません!
勘太郎さんの約30分程に渡る一人長芝居があったのですが、周りのお客さんには寝てる人なんて誰もいなかった。
みんな引き込まれてました。
そこがまた荒城の芝居の凄いところ
お芝居終わって舞台終演後、近くにいたオジサンが 「いや~、いい芝居だったナ」 と言いながら席を立たれたんです。
木馬のお客さん、
みんなそういう気持ちで席を立ったんじゃないかな
そんな高レベルなお芝居を日々連続で上演する荒城さん。
やっぱ凄い劇団さんですワ