借り換えローンとは、
『今返済中のローンを他からの借金で一括返済し、その借金をローンで返済していく』
というものです。
借金しているローン業者を乗り換えるということですね。
この借り換えローンのメリットがどこにあるのかですが、それは、金利差、です。
例えば、住宅ローン。
マイホームは一生に一度の大きな買い物。
ローンの返済方法にもよりますが、毎月の返済は金利を先に支払うような仕組みが多く採用されています。
すると、この金利差が結構大きな返済額の違い生み出します。
購入金額が大きいため、金利が1%違うだけで、トータル的な総額は何百万という差が出てくるんです。
金利も含めた支払総額が減るという事は・・・。
当然金利の低いローンを組んだら毎月の返済額も下げることもできます。
また、毎月の支払額を今までと同じ金額に設定すれば返済期間の短縮になります。
家を買った時に銀行などで住宅ローンを組むことがほとんどです。
しかし景気によって金利も変わってくるのです。これが変動金利です。
これを固定金利のローンに変更することによって、将来景気悪化でさらに金利が高くなるというリスクを回避できる場合もあります。
この借り換えローンは公的融資(金融資や住宅金融公庫など)は取扱いがなく、民間金融機関にだけが取扱っています。
ケースとしては公的融資機関から民間金融機関への借り換え・民間金融機関からさらに条件のいい他の民間金融機関への借り換えがあります。
逆に、民間金融機関から公的融資機関への借り換えは不可能です。
例えば公的融資機関でローンを組んでいる人でも11年目からは段階金利になるため、その段階金利よりも低い固定金利の民間金融機関への借り換えが有利です。