昨日は「組織の成功循環モデルの作り方~システムコーチング体験会~」でした。
毎月1回開催していましたこの体験会も年内はこれが最後です。
売り上げが伸びなかったり成果が上がらなかったりすると
経営者や管理職は「飛び込み営業を増やせ」とか「もっと売れる商品開発をしろ」など部下の行動を変えようとするのですが、
実はその時
「なんで営業が悪いのに開発にとばっちりが来るの?」
「マーケティング部の失敗をいつも俺たち営業がかぶるんだよな」
など、職場の関係性は悪化しているのです。
さらに
「やらないとうるさく言われるから、形だけでもやっておくか」
「本当は顧客目線で考えなくちゃいけないのはわかっているけど、そこまでやってらんない」
など考え方もかなり消極的になっていたりします。
ですから、いくら上が「やれー」「行動しろ~」と号令をかけても
結果は上向くどころかみんなが疲弊していくのです。
で、MITのダニエル・キム教授は
遠回りのように見えるが、組織が成果を出すためにはまず関係性の質を上げることが重要である
と説いたのです。
これが「成功循環モデル」なんですね。
本音を言っても壊れない間柄、認め合える関係があるからこそ、
意見を出し合ったり情報共有できる。
「失敗しても俺たちがフォローするから」という関係があるからチャレンジできる、リスクをとることができる。
そんなチームは上向きのスパイラルに乗り、どんどん結果を出していきます。
そんな職場を日本中に増やしたくて、組織のコーチングをやっています。