一心寺の仏教アート | わびさび-WabiSabi- 家づくりと日々の独り言

一心寺の仏教アート

先日、大阪の天王寺区にある 一心寺という浄土宗のお寺へ行ってきました。

松屋町筋を南に突き当たったところを東に行ってすぐのところにあり、
その先を行くと、かの有名な四天王寺。



以前からよく車で前を通りがかって気にはなっていたのだが いわゆる京都や奈良に代表されるようなわびさびのある佇まいのお寺ではなく、コンクリート打ちっぱなしの外観もあって 近代的な造りのお寺という印象。


実際中に入るとトラディショナルな本堂があって、外から見るよりはお寺らしいお寺なのだが、入り口にある、お寺には珍しい鉄製の黒い門の上には 何やらアートな仁王様・・・





更にその上には幾何学的なデザインのガラス製のアーチ(?)が。

どちらもなかなか素晴らしいアート作品である、 が・・・・・・しかし



???

儲かってまんなーあせあせ 、という感じでもある。



何もなければ、絶対に自分から行こうとは思わない感じのお寺 なのだが、


昔からの友人がこのお寺で修行(実際は勤務w)しているというので会いに行ったのだ。

早速かの友人を呼び出して話を聞いてみたところ、
このお寺は納骨されたお骨を10年ごとにまとめて佛像にする 「お骨佛の寺」ということで知られており、そのお骨佛が評判で納骨しにくる人が引きもきらないとの事。


おかげでお坊さん達も毎日相当忙しいらしくあせあせ(飛び散る汗) そのため供養や対応がシステム化され過ぎているのではないか、とお寺の内部でも問題になっているのだと教えてくれた。



本堂にお参りした後、 友人がお役御免になるまでに1時間ほどあるので「時間をつぶすのにいいところを紹介します」といって案内してくれたのが、お寺の裏にある「一心寺シアター倶楽」という施設。

中に入ってビックリ 叫びexclamation

目に入ってきたのは、そこかしこに立てられた蝋燭の薄明かりに照らされた
金色に輝く無数の仏様によって囲まれたドームと、その内部に描かれた神々しい釈迦の姿ぴかぴか(新しい)





ドームの中に入ると音とも言えない音が反響した余韻がうっすらと響き、さながら極楽浄土体感シミュレーションのごとく。

それらは純粋にただただ圧倒される存在感を放っていた。

ここの先代の住職は元々有名な建築家で、 このお寺に養子に入って
すべての施設を設計されたのだとか。

信者さんや参拝者によって供されたお布施によって成立しているアート。

採算など考えていたら、とてもこんな施設は造れなかっただろう。

しばらくその「作品」の前でじっと佇み見入っていたら さっきまでの
否定的な感情もどこかへと消えていた。

一見の価値あり。

お近くへ寄られた際は行ってみてはどうですか?